晩夏に長居植物園を訪れる

夏の花
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何時まで経っても夏が終わりそうにありません。
体力が落ちてくるので長居植物園に歩きに行く、久しぶりの撮影です。

カツラの葉が陽を受けてきれいです。

ハナミズキは紅葉がきれいですが今は実を付けています。

大池の映り込みがきれいです。

ムクゲが咲いています。
美しく整った花の形が特徴的なムクゲには、愛情などポジティブな花言葉がたくさんついています。

ムクゲの花言葉は、「デリケートな愛」「繊細な美」「新しい美」「説得」「信念」「尊敬」「慈しみ」です。

古くからあるムクゲの花名はタチアオイでした。

12世紀頃の十字軍がヨーロッパに持ち込んだことにより、「信念」「尊敬」「慈しみ」といった花言葉がついたそうです。なお、花色ごとの花言葉はなく、どの色も共通しています。

トウカエデの実、紅葉はきれいです。

江戸時代(享保9年)に中国から徳川幕府に寄贈されたのが、日本に生育したきっかけ。

長年の蓄積により大池の水はヘドロが溜まり、水質は悪化、夏の風物詩であったハスも全滅してしまいました。

その後、大池の北西に一部ハスが咲きだしました、従来の姿を取り戻してくれるのかな。

トンボを見つけた、暑いせいかトンボも中々見つからない。

水中にある根茎が白くゴツゴツして骨のように見えるので河骨(かわほね)と書かれるようになった。

また、読みは「かわほね」から「こうほね」に変化した。

コウホネの花言葉には、「秘められた愛情」、「崇高」、「その恋は危険」があります。

ムラサキシキブ(紫式部)はやや大型で樹高が高く(2~3m)、コムラサキ(小紫)は低めで樹形がこんもりとしています(樹高 1~2m)。

その果実の美しさからか、コムラサキには「気品」「知性」「聡明」という花言葉が添えられています。

実をよく観察してみると、長さ2~2.5cmの小さな実が球状に集まっています。
熟すと実が黄色くなるため、まるでバナナが集まっているようにも見えますが、カンレンボクの実は食べることができません。

中国原産のオオギリ科の落葉高木で、日本には大正時代に渡来しました。

小池の手前の何時も彼岸花の咲く場所、咲きかけていました、少し早いかな。

小池の周りはラクショウの大木が沢山あり、日陰となっていて夏場は一息つける場所です。

モミジも新緑がきれいです。

ラクショウの根っこ。

大池はラクショウの大木に囲まれていて木洩れ日の映り込みがきれいです。

自然が見せてくれる芸術です。

自然の芸術に感心しながら・・・・

オミナエシ。

秋の田の穂向き見がてり我が背子がふさ手折り来るをみなへしかも  第17巻 3943番歌 大伴家持  

秋の田の稲穂の状態を見がてら、貴君がオミナエシをいっぱい手折ってきてくれたんですね。

ぬばたま

黒玉(ぬばたま)の 

夜さり来れば 巻向の  

川音高しも あらしかも疾(と)き

万葉集巻7一1011 柿本人麻呂

夜になってきたら近くの巻向川の川音が、とりわけ高くなってきた。山嵐が激しくなっているのだろうか。

「ぬばたま」と呼ばれるヒオウギの実。

「ぬばたまの
  夜の更けゆけば
  久木(ひさぎ)生(お)ふる
  清き川原に 千鳥しば鳴く」
   万葉集 山部赤人

榊とは、サカキ科(ツバキ科)の常緑小高木です。
梅雨の時期には白い花が咲き、秋になると黒い実がなります。

榊は、その字が表すように「神の木」という意味があります。
その語源は、神様の住む世界と私たちの住む世界との境を示す「境木(さかいき)」や、栄える木という意味の「栄木(さかき)」から転じたともいわれています。

北原白秋が作詞し、山田耕筰が作曲した名曲「からたちの花」。

二番の歌詞には、秋の風情が歌われています。

「からたちは 畑の垣根よ いつもいつも とおる道だよ からたちも秋はみのるよ まろいまろい金のたまだよ」

春、葉が出る前にちぢれたような白い五弁の花が咲き、見事に成長したカラタチの金色の実が、秋の訪れを知らせてくれます。

ハナズオウ(花蘇芳、Cercis chinensis)は中国原産のマメ科ハナズオウ亜科の落葉低木で、春に咲く花が美しいためよく栽培される。

蘇芳花(スオウバナ)とも呼ぶ。

偶然見つけたジャカランタの実は偏平で卵形または長円形の蒴果、その中に多数の種子を含んでいる。

二枚貝のような平たい殻ではさまれた狭い空間に種が入っている。
実は枝にぶら下がったままでやがて二枚の殻を開き、その隙間から種がこぼれ落ちる。

ハーブ園のあずまや。
いつもここでお昼をいただきます。

河内木綿の花。

江戸時代から明治時代のはじめにかけて、河内地方で栽培された綿から糸を紡いで手織りされた木綿のことを、一般に「河内木綿」といいます。

カリン 実は香りがよく、のどの薬として有名。

「カリンポリフェノール」という成分を含んでおり、のどの炎症をしずめて 風邪やぜんそくのせきを止め、たんを取る。
 
中国ではそのいろんな効用から「杏一益、 梨二益、カリン百益」 と呼んでいる。

ライフガーデンではボランティアの皆さんがいいろいろなものを栽培している。
画像はひょうたん。

イネの花が咲いていました。

ユーモラスな像が鎮座しています。

ヒマワリは見頃を過ぎています。

暑い盛りですができるだけ日陰になる道を選んで散策しました。

和名サルスベリの語源は、木登りが上手なサルでも、滑り落ちるほど樹皮が滑らかという例えから名付けられている。

花が咲く期間が長いことから、ヒャクジツコウ(百日紅)の別名もあり、漢名もまた百日紅である。

夏はサルスベリを見ただけで汗が出てくる。

キノコの傘の中央部に褐色(淡い茶色)のぶつぶつとした鱗片(りんぺん:うろこ状)の薄皮で、淡い褐色をした表皮、全体的にはクリームがかった白色系に見えます。

生え始めは直径が5cm程度で、傘が開く前は丸みがあり可愛いカタチですが、一晩で傘が平ら状まで開くのも特徴です。

これは、オオシロカラカサタケ(大白唐傘茸)といって毒キノコです!!

皆さんは「湿地」という漢字を読めますか?
これは「しめじ」と読み、「湿地」の他に「占地」と書く場合もあります。

これは立派な食用、キノコは怖いね。

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