石仏巡りの旅

大阪府

アジサイと羅漢の寺 正俊寺

正俊寺は枚方市長尾宮前に所在する曹洞宗の仏教寺院。 十三重石塔が大阪府の有形文化財に登録されている。 石塔には「嘉歴二年」(1327年)と刻まれ、鎌倉時代の作とされる。 元は久貝家の領地だった讃良郡中野村(現四條畷市)の正法寺にあったものを...
住吉大社界隈

宝泉寺 十三仏

住吉大社の近くに建つ宝泉寺は、982年往生要集を著した恵心僧都(源信)が念仏坊という草庵を開いたのが起源と伝えられているが、1571年宝泉和尚が宝泉寺として再興したのが実質上の開創といわれている。 十三仏は 元亀年間(1570~73)に、旧...
京都府

嵐山羅漢

天龍寺の近くで見かけたかわいい地蔵さん。 京都・嵯峨野の宝厳院の前に嵐山羅漢という珍名所があります。 宝厳院の呼び掛けで、日本各地の個人や企業がそれぞれ思いを石仏に託しを奉納したもので、変わった風景が広がっています。 不気味ではありますが神...
大阪府

孝恩寺(観音寺)釘無道

国宝に指定されている観音堂は、もとは「観音寺」と称し、孝恩寺とは別個の寺院であった。 旧・観音寺は「和泉名所図会」のような近世の文献には「木積観音」(こつみかんのん)とあり、奈良時代の神亀3年(726年)、行基による開基と伝える古寺。 現存...
京都府

1200体の羅漢 愛宕念仏寺

境内の1200体もの羅漢さんは、寺の復興を祈念して昭和54年から10年間、1200人の一般の参拝者自身の手によって彫られた。 愛宕山参道は古い家並みも残り風情のある景観が楽しめる。 一の鳥居と平野屋、目的地まであと少し。 愛宕念仏寺は嵯峨野...
京都府

弥勒谷十三仏

柳谷参詣道から、古刹「乗願寺」への岐れ道角に苔むした石仏がある。 弥勒谷十三仏と言われるもので、岩壁に不動明王・大日如来・地蔵菩薩など13体の仏様が安置されています。 十三仏(じゅうさんぶつ)は、十王をもとにして、江戸時代になってから日本で...
奈良県

石位寺 最古の石彫り三尊仏

大宇陀に向かう166号線は、外鎌(とがま)山と鳥見山に挟まれた峡谷に入って行く。 峡谷の入口から外鎌山の西麓を粟原川に沿って続いている集落がある。 桜井市大字忍阪である。この集落の中に、我が国の最古の石仏を安置していることで知られる石位寺が...
奈良県

高取城の護り五百羅漢

西国三十三所巡礼の札所であり、眼病封じのお寺としても知られる『壷阪寺』。 本堂から1キロ余、山径を東へ廻ると高取山の山中、高香山に奥ノ院がある。 堂字は残されていないが、五百羅漢両界曼荼羅の石仏像があり幽玄な趣が漂っている。 この山道は大淀...
奈良県

石畳の旧柳生街道「滝坂ノ道」を歩く

奈良から春日山を越えて、忍辱山(にんにくせん)円成寺を通り西から柳生へ至る、通常「旧柳生街道」と言われている道の途中が「滝坂ノ道」で、風流な石畳の道だが少ししんどい山道だった。 日曜日の奈良公園は家族連れも多く子供たちが鹿と戯れる姿が見受け...
九州

臼杵磨崖仏

臼杵磨崖仏(うすきまがいぶつ)は、大分県臼杵市深田にある4群60余躯の磨崖仏。 一般には臼杵石仏(うすきせきぶつ)の名で知られている。 磨崖仏造営の時期や事情を証する史料は一切残っていない。 地元に伝わる「真名野長者伝説(炭焼き小五郎伝説)...