咲くやこの花館の外観は、鶴見緑地の周辺の原風景が湿地帯であったことから、その水面に浮かぶスイレンの花をイメージしてデザインされたものです。
鉄骨造の総ガラス張り、地上2階建、高さ約30m、建築面積約4,750m2、延床面積約6,890m2の建物で、国内最大級の大温室です。
見頃のスイレンを見ようと雨にもかかわらず出かけたが・・・・
すべて館外展示のため、一番美しく花開く早朝の花蓮の姿も、入館せず無料で見れます。
パラグアイオニバスも見事。
・花蓮約130品種
・碗蓮約70品種
・睡蓮約30品種
・水生植物約10数種が展示されています。
今回の訪問目的のもう一つの目的はモネが愛した睡蓮の中でどうしても咲かせることができなかったという青い睡蓮を見ることにあります。
青い睡蓮は熱帯産のため次の画像以下の水連は全て室内の<水生植物室(ロータス・ガーデン)>にあります。
ロータス→「ハス」の英語名、ギリシャ語由来の言葉で、元はエジプトに自生するスイレンの一種「ヨザキスイレン」を指す言葉だったようです。
「ハス」はヤマモガシ目、ハス科、ハス属、ハス種の水生植物だそうです。
モネが愛した睡蓮の中でも、熱帯産の青い睡蓮だけはジベルニーの庭では咲かせることが出来なかった。
モネの庭マルモッタン 水の庭
念願のモネの庭に来ました。 青春18切符で列車を乗り継いで。 モネは生涯の祈り返 … 続きを読む →
モネが夢みた青い睡蓮
当園で咲いている睡蓮のほとんどは、連作「睡蓮」の舞台となったフランス/ジヴェルニーの「モネの庭」から株分けされたものです。
ニンファエア 紫式部
ちなみにニンファエアとはスイレン属の学名です、「スイレン」はスイレン目、スイレン科、スイレン属の水生植物です。
ニンファエア コロラタ
ニンファエア ブルーアスター
今では奥はないがブルー系の水連も気を付けていればみかけることができます。
以前京都植物園でブルー睡蓮を見かけました。
涼を求めて 京都府立植物園に「昼夜逆転室」を訪ねる
夜咲く花、昼に鑑賞するという企画を京都植物園に尋ねた。 サガリバナ 東南アジア一 … 続きを読む →
観覧温室の前の池では熱帯スイレンが咲く。
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