アジサイが真っ盛り　長居植物園

合歓の木 （ねむのき）

「象潟（きさかた）や
　　雨に西施（せいし）が
　　ねぶの花」
　　　奥の細道
　　　松尾芭蕉
　（”西施”とは、中国の春秋時代の傾国の美女のこと。花をこの美女にたとえた）

蓮 （はす）

「ほのぼのと
　　舟押し出すや　蓮の中」
　　　夏目漱石

半化粧 （はんげしょう）

名前の由来

「半夏生」（はんげしょう）
　　夏至から数えて11日目頃（もしくはその日からの５日間）を「半夏生」と呼ぶが、その頃に花が咲くことから。

睡蓮 （すいれん）

フランスの画家モネはパリ近郊の庭園の睡蓮の池を題材に、たくさん絵を描いた。

園内北側に位置するアジサイ園。

緩やかな起伏のある小径が続き、渓流が流れる庭園に大阪市内最大級約10000株の色とりどりのアジサイが手まりのような花房をつけて咲き乱れます。

雨の日に、濡れてひときわ輝きを増したアジサイはより魅力的。




ダンスパーティ

斑入りガクアジサイ

伊豆の華

しきみ

奥山の　樒が花の名のごとや　しくしく君に　恋ひわたりなむ　　　大原真人今城　巻20-4476

　（「奥山の　樒が花の名のごとや」は、「しくしく」の序詞（じょことば）。

　からたちの花が咲いたよ。
　　　　　白い白い花が咲いたよ。

　　　　　からたちのとげはいたいよ。
　　　　　靑い靑い針のとげだよ。

　　　　　からたちは畑の垣根よ。
　　　　　いつもいつもとほる道だよ。

　　　　　からたちも秋はみのるよ。
　　　　　まろいまろい金のたまだよ。

　　　　　からたちのそばで泣いたよ。
　　　　　みんなみんなやさしかつたよ。

　　　　　からたちの花が咲いたよ。
　　　　　白い白い花が咲いたよ。
北原白秋　作詞　　山田耕作　作曲

ダリアは黒し笑ひて去りゆける狂人は終にかへり見ずけり
　　～斎藤茂吉 『赤光』

　ダリアに申し訳ないので一応花言葉を調べて見るとやはり「背信」や「裏切り」というちょっと怖い言葉がありました。
でも、色ごとの花言葉は違います。白は「感謝」、黄色は「優美」、赤は「華麗」、皇帝ダリアは「乙女の真心」だそうです。

ジャカランダは柔らかく繊細な葉を持つ植物です。

世界三大花木の1つに数えられており、初夏に美しい青紫色の花を咲かせます。

ジャカランダの花言葉は「名誉」「栄光」です。

花の形が勇ましいファンファーレを奏でるトランペットを連想させることから、花言葉が名付けられています。

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