「イケフェス大阪」近畿大学アカデミックシアター

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「イケフェス大阪」に参加、今日は近畿大学アカデミックシアターの見学だ。

「生きた建築ミュージアムフェスティバル大阪」=通称「イケフェス大阪」は、毎年秋に大阪の歴史的建築物を無料で一斉に公開する日本最大級の建築イベント。

大阪の街の魅力を再認識してもらおうと始まったもので、ことしで10年目を迎えた。
過去最大規模となる173件の建築物を見ることができる。

近畿大学東大阪キャンパスの西門向かっている。
大学への通りはかなりごちゃごちゃした感じだ。

西門で待っていると数名の職員が現れ見学の開始。

近畿大学が2017年に設立した実学教育のハブとなる施設「アカデミックシアター」。
日本語で「知の劇場」と訳されるこの施設のミッションは、学生、企業、地域が交わり、新しい実学を実践すること。ロフトワークは2018年から、パートナーとして、施設の目的実現に向けて、リアルの場のデザインとオンラインコミュニケーションの両面から、仕組みのデザインや情報設計を支援しています。

第1弾として実施したのが、「ACT EX」という、学生たちがプロジェクトを自走させるための仕組み作り。
ACT EXのWebサイトは閲覧数がリニューアル前の10倍に上昇。
学生たちが実学を実践するためのプラットフォームとして育っています。

第2弾となる今回は、それまで別々に作られていたWebサイトをひとつに集約・リニューアルするとともに、「近大INDEX」という、書籍検索サイトのあり方を情報設計から見直しました。

施設の目的に立ち返ることで、機能拡充ではなく、実際の施設と連動した情報設計を行うとともに、回遊性の向上と、運用負荷の軽減を実現しました。

アカデミックシアターの主な施設のひとつにビブリオシアターと名付けられた図書館があります。
「近大INDEX」という、近大独自の分類法によって7万冊の書籍がタイトリング・選書されています。

リニューアル前の近大INDEXには、偶発的な出会いをデザインするための仕掛けとして、AIが本を推薦してくれるコンテンツがありましたが、アプリ内で完結してしまい、学生たちもビブリオシアターに足を運んでくれないという悩みがありました。

そこで、検索の機能を高めることで、効果を上げたいという相談をいただきました。

リサーチや対話の中でロフトワークが提案したことは、「近大が目的としている“本との偶然の出会い”は検索ではなく、実際に図書館に学生を行かせることで実現するのではないか?」ということでした。

なぜなら、検索をするためにはすでに目的があるはずで、本との偶然の出会いとは矛盾してしまうからです。

また、Webサイトだけで機能を完結させてしまうと、合理的ですが、偶然に本と出会うということが起きにくくなってしまいます。


そこで、近大INDEXの1番の目的を「学生を本棚の前に行かせる」に置き、学生たちにとって何かしらピンとくる言葉が目につくようにすることが最も必要な要素だということを明らかにしました。

本棚にユニークな表現で本の書評が書いてありました、こういうのを見せられると俄然興味がわくのだ。

私も自宅にこ帰ってこの本を買いました。


ACTは、プロジェクト活動の拠点となるスペースです。

プロジェクト進行に関わる打合せや、プロジェクトが主催するイベント開催で利用できます。

また、ビブリオシアター内に点在しており、様々な情報にアクセスしやすいように設計されています。

開放感のあるガラス張りのスペースになっており、42の部屋があります。ここを普段の活動拠点として利用しながら、学内外の垣根を越えた多領域の掛け合わせによる活動が行われています。

5号館 外観

従来の十進分類法に基づく図書分類ではなく、近大独自の図書分類「近大INDEX」を導入した図書館スペース「ビブリオシアター」と、社会の諸問題を解決に導くためのプロジェクト空間として使われる、42のガラス張りの小部屋「ACT(アクト)」から構成されています。

3F・4F・5F

3F:収容人数は約 50人規模が 3室(個人机)、約 100人規模が 1室(3人掛机)です。

4F:収容人数は約 100人規模が 3室(3人掛机)です。

5F:収容人数は約 150人規模が 2室(3人掛机)です。アクティブラーニングを想定した稼働机を採用しています。

空調のコントロール部、ECOランプにより心地よい環境を取り込むことができます。

3F THE LOUNGE

特別感のあるフロア・メニュー・価格帯で 1、2階とは差別化された空間です。

教職員や学外からのお客様が寛げ、新たな実学の方向性が環境・サービスの両面で体感出来る空間を提供します。

近大のキャンパス全体で行われている空気清浄循環システム、ガイドツァー中何度も出てきたが結局良く分からなかった。
このコルク栓のような木片が至る所に使われているのだがどういう作用をするのか良く分からなかった。

ここでも天井に使われている。

至る所に植えられている木、植物もエアーコンディショニングの重要な要素になっている。

この地面にも水たまりがあり、エアーコンディショニングの重要な要素になっている。


巨大な壁に木片が使用されており、下部は水面だ。

この頭上にも木片が・・・

この石垣と水路がエアーコンディショニングの重要な要素になっている。

敷地全体でこのような仕組みが使われており、かなり大掛かりな仕組みだ。

この仕組みだけはどうしても理解できなかった、許されるなら次回も参加してもう一度確かめたい。

様々な工作器具やデジタル機器が導入されているスペースです。

専門のテクニカルスタッフによるサポートがあるため、モノづくりが苦手な方でも、アイデアをその場でカタチにすることが可能です。

座席数は 1F は約 100席、2F は約 150席です。 映画館や新幹線のような座席予約システムを導入し、パソコン及びスマートフォン(UNIPA)からいつでも予約できます。
1Fは女性専用自習室です。

映画館や新幹線のような座席予約システムを導入し、パソコン及びスマートフォン(UNIPA)からいつでも予約できます。
1Fは女性専用自習室です。

KISS LABO

美容・健康をテーマに生活の質を高めることをサポートする新しい提案を行っていくことを目的とし,UHA味覚糖と共同でKISS LABOを立ち上げた。

今回は,企業×地方自治体(漁協)連携やアクト間連携についても活動を開始し,多次元的な近大独自のプロジェクトを発信し始めている。

資源の有効活用,地域振興,無賃労働の解消などSDGsを見据えた商品開発に取り組むことで,産業全般の成り立ちに加えて社会の仕組みや国際的な取り組みの重要性を理解できる機会にしたいと考えている。

具体的な実績が展示されている。

近大マグロはあまりにも有名。

酸素が豊富な美しい海に作られた直径30メートルの生け簀で、のびのびと育てられています。

「近大マグロ」は、2002年の成功から世界最先端と言われる日本の養殖技術を駆使し、進化を遂げてきました。

現在は、脂乗りや香りが良く、天然物に匹敵する安定した品質の完全養殖クロマグロが生産されています。

グランフロント大阪北館6F
近畿大学水産研究所 グランフロント大阪店があります。

広い敷地を縦横に歩き、疲れてしまった。

本来、まだ訪問予定があったのだが完全にダウン、そそくさと引き揚げた。

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