我が国 最小の塔 慈眼院の多宝塔

大阪府
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南北朝の正平8年(1353年)、戦火を受けて焼失。その後、後村上天皇と後亀山天皇の勅命により再興された。

慈眼院の位置する日根荘(ひねのしよう、日根野荘)は、五摂家の1つである九条家の荘園であった。

文亀元年(1501年)から4年間、前関白の九条政基が日根に滞在して領地の直接経営にあたり、日記「政基公旅引付」(宮内庁書陵部蔵)を残している。

多宝塔は、石山寺、高野山金剛三昧院の塔と並ぶ日本三名塔の一つで、 鎌倉時代に建立されました。その高さは10メートル余、我が国 最小の塔とされており泉佐野市では唯一の国宝とされています。

山号は大悲山、寺号は願成就寺。
近世末までは、隣接する日根神社の神宮寺であった。

境内が「日根荘遺跡」の一部として国の史跡に指定されている。
仏塔古寺十八尊第十二番。

伝承によれば、天武天皇2年(673年)、天皇の勅願寺として、井堰山願成就寺無辺光院の名で覚豪阿闍梨により開創され、奈良時代の天平年間、聖武天皇の勅願寺となり、寺領1千石が加増されたという。

その後、弘仁6年(815年)、 空海(弘法大師)によって多宝塔、金堂をはじめとする諸堂が再興されたと伝える。

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