アメリカ村界隈

大阪府
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通りには道頓堀出身のイラストレーター黒田征太郎と、阿倍野出身のグラフィックデザイナー長友啓典が、1983年に制作した大きな壁画がお出迎え。

今、まさに羽ばたこうとしている翼を広げた鳥人と“地球に平和を(PEARTH ON EARTH)”という言葉が壁一面に描かれていて、アメリカ村の自由でアートな雰囲気とぴったり。

三角公園周辺は若者の人だかり、群衆の中に目ざとくカメラを見つけたやつがいるようだ。

アートなのか宣伝なのかよくわからない雑然とした中にアメリカ村オリジナルの人型の街路灯も見える。

近くのビルにはスパイダーマンも。

付近は江戸時代、大阪湾から道頓堀を遡って炭が集められたことから「炭屋町」と呼ばれていた。

1970年代になって倉庫を改装した店舗で古着やジーンズが売られ始め、アメリカ西海岸で仕入れた中古レコードや雑貨なども販売され話題になった。

「アメリカ村」という名前は百貨店で開かれた「アメリカ村夏の陣」というイベントから命名されたもの。

この名にふさわしく、この街に行けば、いつでもアメリカ西海岸の文化に接することができると言われていた。

1990年代中頃から来訪者の低年齢化、大音量の音楽による騒音、粗悪な商品を押し売りに近い形で売りつける悪質な店舗の増加、建物や公共物への落書きなど街の荒廃が問題になり始めた。

2000年前後から北隣の南船場、西隣の堀江、さらには阪急梅田駅東側の茶屋町などへ若者が流れてしまい、1998年に約7万人だった休日1日あたりの来訪者数は2005年には半減してしまった。

しかし2014年2月頃から再び落書き被害が急増するようになっており、中には地蔵を保護するための防犯用ボックスにまで落書きするケースもあったとされ、大阪府警は事態が深刻化しているとして、パトロールを強化するなどしている。

アメリカ村オリジナルの人型の街路にもこんなに監視カメラ、2006年から東京・歌舞伎町より面積が広い事もあり50台を上回る77台の監視カメラ(24時間稼動)が設置され、治安回復を目指している。

外は小雨のぱらつく寒い日でした。

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