梅園といえば普通山間部を連想しますが、ここでは京橋の高層ビル群をバックに梅を見るのも何ともいえない風景。
普通には梅の萼は赤い色。
緑萼梅は萼が緑色、梅としては珍種の部類です。
当梅林は、大阪府立北野高校の卒業生(六稜同窓会)が開校100周年事業として、22品種、880本を大阪市に寄付した事で、昭和49年3月に開園となりました。
現在では97品種1240本を数える規模になっており、品種の豊富さでは関西随一の梅園となっている。
緋の司 (ひのつかさ)、普通咲きの中では比較的早く咲き始めます。
八重咲きの枝垂れ梅『呉服枝垂』、この花は枝垂れ梅の中でも主要品種のひとつとして数えられる、クレハシダレ(ゴフクシダレ)です。
実梅の代表種の一つ。
大阪城 梅林内にも約180本の白加賀が植えられています。
その名前から加賀の国(石川県)の原産みたいに見えますが、神奈川県旧加賀村で発見された品種です。
また、大阪管区気象台が定める大阪府の梅の標本木として、大阪城 梅林内の白加賀が採用されています。
梅の原産地は中国であり、奈良時代以前に、遣隋使や遣唐使によって日本にもたらされたと言われています。
梅園が一番きれいなのは、2月中旬から3月上旬、これからが本番。
天守閣をバックに、一番のポジションかな。
蝋梅(ろうばい)もちらほらと一緒に咲いています。
天守台からの眺望、こちらもなかなかのポジションです。
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