記念樹の森 大阪城公園

大阪府
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このところ俄に寒気が張り出しいよいよ紅葉シーズン到来だ。

いつもとはコースを変更、記念樹の森を目指す。

結婚、入学、誕生…。
人生の記念に植えられた木々がすくすく育ち、大きな木陰をおとすまでに成長しました。
この美しい森には、人々の人生の思い出が息づいています。

訪れる人の心にさまざまな夢や願いをよびおこしてくれる。

森はきれいに色づき、人々は思い思いに森を散策しています。

森の中に彫刻を見つけました。

「みどりのリズム」と題された彫刻は全国に16体あるらしい。
大阪では御堂筋にもある。

記念樹の森から東外堀越しに大阪城天守が見えています、少し色づいてきれいです。

東外堀に沿って北へ歩いています。

しばらくの間インバウンドの女性と撮影を楽しみました。
美的感覚は万国共通で言葉の壁もなくなります。

振り返って玉造口の方を見やるときれいに色づいた木々と観光客の姿。

東側の筋、ちょうどロードトレインが客を一杯乗せて通り過ぎていきます。


大きな藤棚がありました、幹を見ると相当の年代物です。

堀端の黄も紅く紅葉してきれいです。

ずっと天守を眺めながらの散策。

青屋門が見えてきました。

「砲兵工廠跡」と刻まれた高さ1.5m、幅2mの花崗岩の記念碑が大阪城ホールの南西側にある。
この碑はもともと最も多くの犠牲者を出した第3旋盤工場跡に(ここからかなり東の方)従業員OBの親睦団体である大阪廠友回によって1959(昭和34)年に建てられたものである。

今、大阪城ホールの所には、明治時代に造られ左右対称の長大な平屋レンガ造りで中央が3階となって、正面ポーチにはギリシャ神殿風の円柱を持つ風格のある「砲兵工廠本館」があった。

保存を求める市民の強い運動があったが、この大阪城ホールを造るために、1981(昭和56)年に取り壊されてしまった。
そして、大阪城ホールの完成した1983(昭和58)年、今の地に、この記念碑が移された。
前の石は、潰された本館の物と言う。

終戦の前日8月14日、米軍は161機のB29を砲兵工廠へ飛来させ徹底的に破壊しました。
その時に落とされた1トン爆弾が京橋駅に命中、ガード下などに避難していた、500人を超える市民と、砲兵工廠の工員を合わせ千人を超える人達が、一瞬にして命を奪われました。

その体験を綴る名著「大阪砲兵工廠の8月14日」を読みました。
編者であり自らも空襲被害者で、大阪大空襲研究の第一人者、小山仁示は文末にこう記されています。
「…一夜明け翌15日になれば、平和な日がすごせることを知らされず、尊い生命を失った人々のことを思うと、胸が締め付けられ、涙が出てくる…」。

青屋口は大阪城二ノ丸の北側に位置する出入口で、青屋門はその桝形の内側に建っています。

創建は徳川幕府の大坂城再築工事が開始された1620年(元和6年)と考えられ、明治維新の大火により被災し、その後、陸軍によって改築されましたが、1945年(昭和20年)の空襲で再び焼失しました。

その為、この青屋門は1969年(昭和44年)に大阪市が残材を用いて再建した門になります。

現状は上部に櫓を乗せる独立した櫓門ですが、江戸時代は櫓部分がさらに北西の石垣沿いに長く伸びていました。

桝形とは敵の侵入を防ぐ四角い区画のことで、青屋口の桝形は二ノ丸の他の各口とは異なり、外側に突き出す出桝形でした。

さらにその外側はかつて水堀になっていて、端がかかっていました。
この橋は押し出し引き入れが自在の算盤橋で、非常時以外は引き入れたままになっていました。

「青屋」の名前は、戦国時代この地にあった大坂(石山)本願寺の寺内町「青屋町」に由来すると考えられています。

参考:青屋門の説明文を抜粋し要約

青屋門から東を望む、紅葉が進んできれいです。


桝形の内側はかなり広い。

鷹匠が人目を引く。

青屋門から覗くとちょうど正面が天守。

青屋門を抜けたところが梅林、きれいに色づいています。

御座船、大阪城内壕を約20分で周回。
天守閣を内濠(堀)から見ることができる貴重な体験。

この『大阪城御座船』は、「豊臣期大坂図屏風」(オーストリアのエッゲンベルク城所蔵)に描かれていた秀吉の「鳳凰丸」を参考に再現。
大阪城はもともと大坂本願寺があったところ。
同宗の仏壇の中は金箔が貼り巡らされています。

利休と秀吉の黄金の茶室に見られるように、黄金をこよなく愛した秀吉。

大阪城に夕日が映えると金色に輝いていたことから金城(錦城)とも呼ばれていました。

極楽橋を渡り、山里丸へ。

山里丸から天守を仰ぐ、この辺り人の往来が特に多い。

大阪城に残る戦災の傷跡
投稿日時: 2014年2月9日
あまりにも平和ボケしてしまった現代人は、つい半世紀ほど前の戦災のことなど忘れてし … 続きを読む →

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