東海北陸20名城

東海

織田信長が敦盛を舞い、桶狭間へ出陣した清州城

「人間五十年、下天のうちをくらぶれば夢幻のごとくなり」と敦盛の一節を舞い、茶漬けを食べながら、螺(ほらがい)を吹け、具足をよこせと出陣していくシーンは映画やドラマでよく出てきます。 引治元年(1555)織田信長公が那古野城から入城、永禄3年...
東海

秀吉出世の地 墨俣一夜城

1561年(永禄4年)ないし1566年(永禄9年)の織田信長による美濃侵攻にあたって、木下藤吉郎(後の豊臣秀吉)がわずかな期間でこの地に城を築いたと伝えられている。 これがいわゆる墨俣一夜城であるが、不明な点が多く、様々な議論がある。 現在...
名城の旅

司馬遼に「日本で最も美しい山城」と言わしめた 郡上八幡城

現在の天守は、大垣城(当時)を参考に1933年(昭和8年)模擬天守としては全国的にも珍しい木造で造られた。 山城であり、市街地を流れる吉田川のほとりに聳える。 城自体は小規模だが、城下から眺める城の風景や、城から見下ろす城下町のたたずまいは...
名城の旅

巨岩と石垣との壮大な組み合わせ 赤壁城こと苗木城

苗木城跡には建造物は何一つ残っていないが、城跡の規模は1万石に過ぎたるもので、巨岩と石垣との壮大な組み合わせが往時のまま残り、国の史跡に指定されている。 苗木城は、幾度塗り替えても竜にはぎ取られ赤壁が残るという「赤壁伝説」の史跡「赤壁城」、...
北陸

北の庄城 勝家が築いた幻の名城

北の庄城は天正3年(1575)に築城が始まり、織田信長の安土城天主(7層)をしのぐ、9層の天守閣を持つ日本最大級の城だったと記録に残っている。 天正11年(1583)羽柴秀吉に攻められ落城。 城もわずか8年で「幻の名城」となった。 北の庄の...