近畿の20名城

兵庫県

阿波(あわ)へ行く路 淡路 洲本城

江戸時代まで淡路島は阿波の国だったと言っても知らない人が多いかも知れない。 庚午事変(別名稲田騒動)とは明治維新の際に阿波徳島藩の内部で起きた内輪もめで、徳島にとってみれば、江戸期を通して阿波徳島藩の領地であった淡路島がこの内輪もめのせいで...
兵庫県

播磨の小京都 龍野城

龍野城は、標高210mの鶏籠山山頂の山城として築かれた時代と、現在の地、山麓を含めた平山城との二期に渡ります。 龍野御坊・圓光寺 山門の「龍頭」は見事。 圓光寺に残る宮本武蔵修練之地の石碑。 武蔵は18歳の時に龍野にあらわれ、円光寺で円明流...
東海

全国最強の軍団と奥の細道の終点 大垣城

織田氏、斎藤氏、織田氏と支配権が移った後、1583年(天正11年)に池田恒興が城主となり、1588年(天正16年)に羽柴秀吉(豊臣秀吉)の配下の一柳直末によって若しくは 1596年(慶長元年)頃、伊藤祐盛が城主の時に改築が行われ、天守が築か...
東海

海上の名城と言われた桑名城

桑名城は桑名市街の東端に位置し揖斐川に臨む水城である。 城の北辺には東海道桑名宿「七里の渡し」があり、交通の要衝となっていた。 歌川広重の東海道五十三次「桑名」に往時の城が描かれている。 長良川河口堰 その建設に当たり、利水や治水の観点から...
近畿

多気御所(北畠神社)と詰の城 霧山城

伊勢国司から戦国大名となった北畠氏の本拠地であり、16,000騎を有する大将にふさわしい城郭であった。 この地は、伊勢本街道が走り、吉野と伊勢の交通路の便が良いということからここに拠点が置かれたと思われます。 北畠神社参道入口の朱塗りの鳥居...
名城の旅

伊勢は津でもつ津は伊勢でもつ 高虎の居城 津城

織田信包(信長の弟)が天正8年(1580)に津城を創築。 以後、 津は城下町として発展。 その後、藤堂高虎が四国伊予の今治(愛媛県)から移封、 慶長16年(1611)に大規模な改修を行い、北側の石塁を高く積み直し、その東北と西北の両すみに三...
奈良県

大和郡山城の桜

今回、大和路4つの枝垂れ桜めぐりとと題するツアーに参加したのだが、又兵衛桜、大野寺の枝垂れ桜の開花日に合わせた日程を選択したので、当然大和郡山城の枝垂れはとっくに散ってしまっています。 関連記事:冬日の大和郡山城  筒井家の本拠 高石垣の城...
奈良県

古代は阿騎野と呼ばれた宮廷の狩猟場 宇陀陣屋

宇陀松山城は宇陀郡を領分する有力国人宇陀三将(秋山氏、芳野氏、沢氏)の一人、秋山氏が居城として古城山に山城を築いたのに始まる。 築城時期についてはわかっていないが、南北朝時代には構えられていたと思われる。 また、城名は秋山氏が居城としていた...
奈良県

冬日の大和郡山城

今回クラブツーリズム澤熊講師選定の「近畿の20名城」のツアーがスタート早速行ってきた。 やまと郡山城ホール側から東隅櫓を望む。 桜のつぼみはまだ固く春の訪れが待たれる。 折から場内では盆梅展が開催されており、追手門脇には梅の鉢植えが展示して...
朝日・夕日

琵琶湖にたたずむ湖城 長浜城

1573年(天正元年)に羽柴秀吉(豊臣秀吉)が浅井長政攻めの功で織田信長から浅井氏の旧領を拝領した際に当時今浜(いまはま)と呼ばれていたこの地を信長の名から一字拝領し長浜に改名した。 小谷城で使われていた資材や、あらかじめ、竹生島に密かに隠...