2015-06

フェリーの旅

石垣の街厳原の早朝散策

昼食までの時間厳原の街を数度にわたって散策した。 とにかく石垣の多い街だ。 『古事記』の建国神話には、最初に生まれた島々(「大八洲」)の1つとして「津島」と記されている。 『日本書紀』の国産み神話のなかには「対馬洲」「対馬島」の表記で登場す...
九州

日本三大墓地 宗家菩提寺 万松院

万松院は対馬藩2代藩主・宗 義成(よしなり)が、父・義智の冥福を祈って1615年建立し、菩提寺として特別の崇敬を受けてきた。 桃山様式の山門、百雁木、徳川歴代将軍の位牌、朝鮮国王から送られた三具足等を見ることができます。 宗家墓地への入り口...
九州

宗氏の居城 金石城

金石城は、文禄・慶長の役の際に築かれた清水山城の麓に位置する平城で、宗氏の居城だった。 金石屋形を、朝鮮通信使を迎えるために、近世城郭に改築したといわれ、石垣や堀切が廻らされたが、天守は築かれず1669年(寛文9年)に宗義真によって造られた...
九州

海幸山幸伝承 和多都美神社

神代の昔、海神である豊玉彦尊が当地に宮殿を造り、この和多都美神社が鎮まる地を「夫姫(おとひめ)」と名付けたという。 彦火々出見尊(ひこほほでみのみこと)と豊玉姫命(とよたまひめのみこと)の夫婦神が祀られている。 三柱鳥居 磯良恵比寿 ご神体...
フェリーの旅

対馬西岸と東岸を結ぶ運河 万関瀬戸(まんぜきせと)

1900年に旧大日本帝国海軍によって、浅茅湾内の竹敷港にあった竹敷要港部から対馬東海上までの所要時間を短縮するための航路として開削された。 当時は幅約25メートル、深さ約3メートルであった。 対馬島の上島と下島の境であり、ここより北部を上島...
フェリーの旅

飛鳥時代に築かれた朝鮮式山城 金田城を訪ねる

金田城(かねだじょう、かねたのき)、663年の白村江の戦いに敗れた倭国は唐・新羅に対する防衛のため、西日本各地に防衛施設を築いた。 その一環として、667年に対朝鮮半島防衛の最前線として対馬国に築かれた古代山城(朝鮮式山城)。 後ろに鎌足の...
フェリーの旅

ジェットフォイルで対馬 厳原へ

いよいよ対馬へ船出する、福岡港発10時30分、厳原まで壱岐- 芦辺港経由2時間15分の航海だ。 これがジェットフォイル、米国ボーイング社によって開発された水中翼船。 現在は川崎重工(神戸工場)に全面的に移管されており、川崎ジェットフォイル9...
フェリーの旅

霧の中瀬戸内を西へ

今回は対馬への旅、天気予報は芳しくない、雨を気にしながらの旅立ちだ。 南港出航時には日の入りは見られず、ただ今の時間は4時40分、新門司へ向かう名門大洋フェリー「フェリーふくおかⅡ」、伊予灘、岩国沖にさしかかっている。 東の空に赤みが増し、...
京都府

新緑の桂離宮

風が爽やかに吹き渡っています、新緑の桂離宮を訪れた。 桂川に面する東側の竹垣は離宮内の竹薮の竹を根のついたまま押し曲げて緑の葉のある小枝を止めつけてあり昔の記録には「川端の笹垣」と記されているとか。 堤防上の道路から左に曲がると御成門(表門...
京都府

宮本武蔵開悟の地 八大神社

叡山電鉄「一乗寺」駅下車、東の比叡山の方へ向う。 白川通りを渡りさらに進むと、すぐに宮本武蔵が吉岡一門と決闘をした「一乗寺下り松」がある。 さらに真っ直ぐ行くと詩仙堂で、その東隣が八大神社。 八大神社は、永仁2年(1294)に創建された。 ...