黄菖蒲うつす近江水景 八幡掘

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近江八幡市は、豊臣秀次が築いた城下町を基礎とし、わゆる近江商人の発祥の地である。

近世の風情がよく残る新町通り、永原町通り、八幡堀沿いの町並みおよび日牟禮八幡宮境内地は「近江八幡市八幡伝統的建造物群保存地区」の名称で国の重要伝統的建造物群保存地区として選定されており、時代劇の撮影場所としてもよく使われる。

白雲橋から下へ降りると石畳の小道になっており、水辺には黄菖蒲が今を盛りと咲き誇る。。

前景が白雲橋、静かな水辺の散策道だ。

八幡堀遊歩道に咲く菖蒲。
最初は黄菖蒲、その後紫菖蒲が咲きます。

東端にある浮き橋、ここから「堀めぐり」の”和船あきんど号”が発着します。

そうそう、時代劇のロケ地としても数々の作品に登場しています。
たとえば、水戸黄門、暴れん坊将軍、大奥、るろうに剣心等々・・・。

「堀めぐり」の”和船あきんど号”に出会います。

黄菖蒲は西アジアからヨーロッパ原産の植物で、明治頃から栽培されていたものが日本全国の水辺や湿地、水田脇に野生化している。

観賞用に栽培されているハナショウブには黄色系の花がないため、その貴重性から重宝されたが、湖沼や河川などへの拡散が問題となっている。

白壁に青空が映えます。

橋の下の飛び石をトットットと渡って明治橋の方へ歩いてみる。

この辺りからは八幡城跡もよく見える。

この時期山の緑がとてもきれいだ、見たとおりに色が再現できないのが悔しい。

八幡公園には竹林もあり静かな佇まいを見せる。

明治橋の下手右岸は、明るく開けた新町浜。
古い近江商人の屋敷が多く残る、新町通りに平行してある。

もう一目でわかる荷揚げ場の風景で、緩やかな石段に米俵等の荷をあしらい立ち働く人々を配し、堀に船を行き来させれば時代劇ロケ地として完璧である。

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八幡掘へのアクセス、行き方歩き方

滋賀県近江八幡市宮内町周辺

JR琵琶湖線「近江八幡駅」下車 バス 12 分 大杉町

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