秋の紅葉めぐり　泉涌寺塔頭　善能寺

2024年4月
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善能寺（ぜんのうじ）は、京都市東山区にある真言宗泉涌寺派の寺院。泉涌寺の塔頭のひとつで、本尊は聖観音。

洛陽三十三所観音霊場第18番札所である。
泉涌寺の紅葉の見所は、むしろ塔頭寺院の方にあります。

鎮守社の下段に現存する善能寺は、大同元年（806）弘法大師の創建といわれ、元西八条猪熊二階堂町に在り、平城天皇の勅願寺であった。

天文24年（1555）、後奈良天皇の叡慮により泉涌寺山内に移された。

山門をくぐり振り返ってみたところです。

現在の本堂は1971年（昭和46年）のばんだい号墜落事故の遺族の寄進により、すべての航空殉難者の慰霊と事故の絶無を祈願して建立されたものである。

本尊は観世音菩薩で、また枳尼（だきに）尊天を祀る最初の寺ともいわれ、国稲荷神の本地仏としての信仰がある。

池泉式庭園の「遊仙苑」は、1972年に重森三玲により作庭されました。

訪れる人が少なくとても静かなお寺です。
御朱印は泉涌寺で第二十番の楊貴妃観音菩薩と一緒にいただくことができます。