自分で自分を忙しくしてませんか?
それって、必要?: よけいなものにしばられずに、シンプルに生きるコツ
家事、人間関係、仕事、自分で自分を忙しくしてませんか?
暮らしをシンプルにする方法は、大量の物を捨てることだけではありません。
無意識にやっていたことをやめてみたり、当たり前をちょっと変えてみたりするだけで、やらなくてもいいことから解放されてもっと自由に生きられるのです。
よけいな思考を手放すと、行動が変わります。
──著者
カナダ在住の60代ミニマリストによる、心と時間に余裕が生まれる本。
大人になっても「校則」に縛られていませんか?
もくじ
はじめに──誰かの「必要」にとらわれていませんか?
1章 新品でも、使わなければガラクタです
──「物の捨て方」について
・「捨てなければよかった」の気持ちは無理に手放さない
・「まだ使える。でも捨てよう!」これだけで家は片づく
・使える物はガラクタよりやっかい!
2章 モデルルームや、スーパー主婦と比べていませんか?
──「家事」について
・その「面倒くさい!」は解決できます
・「1日15分でほどほどきれい」の法則
・つい頑張ってしまう4つの要因
3章 たとえ非常識でも、自分らしいライフスタイルへ
──「生活習慣」について
・「これが最後の年賀状です!」宣言
・大人になっても「校則」にしばられていませんか?
・デジタルツールに逆に使われていませんか?
4章 「先延ばし」にしていることにヒントはある
──「時間の使い方」について
・忙しいなら、まず物を減らしなさい
・そのメールの返信、「いま」必要ですか?
・「たくさんやる」のではなく「たいせつなこと」をやる
5章 「足りない」から「たっぷりある」マインドへ
──「お金」について
・節約を頑張りすぎて大事なことを犠牲にしない
・人を幸福にするのはお金じゃなくフロー
・「足りない」病にかかっていませんか?
6章 愛情や友情は無限、でもエネルギーは有限
──「人間関係」について
・「ノー」と伝えることで失うものは何もありません
・私の心には「何もないスペース」がある
・人と張り合うとよけいな物が増える
7章 「いま、このとき」を味わいつくすだけでいい
──「これからの人生」について
・ネガティブな感情で人生をムダにしていませんか
・なぜ毎日がつまらないと思うのでしょう?
・応援することで自分も他人も幸せになる
おわりに──あなたにとっての「大切」が見えてきます!
経歴・人物
カナダ在住の60代ミニマリスト。
1959年、愛知県生まれ。かつてはものに囲まれた生活を送っていたが、あるときため込んだものの多さに疲れ、シンプルな暮らしを志すように。
1996年にカナダへ渡り、暮らし始める。
50歳のとき、経済的不安を感じ、本格的にミニマリストになる。
ブログ「筆子ジャーナル」では、持たない暮らしや海外のミニマリストに関する情報を発信。
著書に『1週間で8割捨てる技術』(KADOKAWA)、『書いて、捨てる!』『買わない暮らし。『本当に心地いい部屋』(以上、大和出版)、『50歳からのミニマリスト宣言!』(扶桑社)がある。