近畿

京都府

伏見稲荷大社 山巡り

御神体・稲荷山は稲荷の神様が降臨された聖なるお山である。社殿が建立される永享10年(1438)まではお山が信仰の対象であった。その巡礼を「お山巡り」といい、現在でも盛んに行われている。元来は農耕神であるが、現在では五穀豊穰・商売繁昌・殖産興...
京都府

伏見稲荷大社 伝統の田植祭を見る

生育した早苗を神田に植え付け豊かな稔りを祈願するお祭りです。汗衫(かぎみ)をつけた神楽女が「御田舞(おたまい)」を舞う中お田植えが行われる。今年は天候に恵まれ、心地よい初夏の日差しの中祭典の始まりを待つ。午後2時をまわった頃、本殿から神職を...
大阪府

舞洲ユリ園訪問記 2013

雨模様の一日、スケジュールの関係でこの日しかないなと覚悟の上、舞洲ユリ園を訪問。土、日は人のラッシュと聞いていたのでオープン(8時)と同時に入園。今は遅咲き種の開花期かな、それにしても埋め込みの間隔が大きいのが気になる。色とりどりのユリが目...
大阪府

住吉大社お田植え神事2013

社伝によれば、千七百六十余年の昔、神功皇后が大社を御鎮祭の後、長門国から植女を召して御供田を植えさせられたに始まるという。植女は、旧社領の堺乳守に落ちついて代々奉仕した。植女は、後に乳守の遊女になったので、昔は、御田植の際には、遊女たちも実...
奈良県

梅雨の晴れ間に大仏殿界隈の散策

今年の梅雨は空梅雨かいなと思わせるような天候が続く。少し曇り空だがかんかん照りでなく過ごしやすい。近鉄奈良駅の銅像は庶民の味方行基さん。庶民派の行基が中心になって、東大寺は建立されたのだ。さらに、東大寺建立を思い立った聖武天皇は、行基ら優婆...
奈良県

春を呼ぶ修二会のお松明 東大寺2月堂

修二会の本業が始まりました。二月堂の本尊は十一面観音なので、「十一面観音悔過会」とも呼ばれます。「悔過会」と は、罪を懺悔することによって本尊の力にすがり、目的をかなえてもらうという法会です。14日間のうちの一日の、それも「お松明」と呼ばれ...
京都府

竹送りの寺 国宝十一面観音を拝む 大御堂観音寺

京都府京田辺市の『観音寺(大御堂)』は、奈良時代に、天武天皇の勅願により法相宗の僧・義淵が創建。さらに、聖武天皇の勅願により良弁が伽藍を整え「普賢教法寺」と号し、十一面観音立像を安置。法相・三論・華厳の三宗を兼ねた大寺で、「筒城の大寺」と呼...
滋賀県

てんびんの里五個荘 商人屋敷めぐり

古来より交通の要衝で、古代には東山道、近世には中山道や御代参街道(伊勢道)が通り、現在も国道8号と東海道新幹線が町中央部を横断している。その利点を活かして、中世以降近江商人発祥地の一つとして発展。特に江戸時代後期から昭和初期にかけて多くの商...
滋賀県

私費で建設した明治天皇行在所 慶雲館

明治20年、明治天皇の長浜行幸に際し、当地の富豪・浅見又蔵氏が行在所として急遽建設しした。明治天皇・昭憲皇太后夫妻が京都を発った当日朝の時点では、建設工事の後かたづけも終わっていなかったという。夫妻は同日13時前に長浜港に到着し、同館で昼食...
奈良県

お里沢一の霊蹟 壺阪寺

本尊十一面観音は眼病に霊験があるといわれ、お里・沢市の夫婦愛をうたった人形浄瑠璃『壺坂霊験記』の舞台としても有名。園内には養護盲老人ホーム慈母園がある。投身の谷の上に立つお里澤市の像。壺阪霊験記で知られている盲目の沢市が使用したとされ、古く...
奈良県

筒井家の本拠 高石垣の城 郡山城

平山城または平城として明智光秀や藤堂高虎らが普請に携わり、筒井順慶や羽柴秀長らの主導によって改修された。主な城主は筒井氏、豊臣氏、水野氏、柳沢氏鉄御門跡本来ならばこの斜め向かいにもうひとつ石垣があり、その上に櫓が建っていた。奈良盆地を一望す...
滋賀県

天智天皇勅願所 繖山 桑實寺

天智天皇勅願所 繖山(きぬがさやま)桑實寺(くわのみでら)標高433メートルの繖山(観音寺山)の中腹にあり、西国三十三箇所観音霊場の32番札所である観音正寺へと登る途上に位置する。寺伝では、天智天皇の四女、阿閉(あべ)皇女(元明天皇)の病気...