大覚寺は、京都市右京区嵯峨大沢町にある真言宗大覚寺派の大本山の寺院。
山号は嵯峨山。
本尊は不動明王を中心とする五大明王、開山は恒寂入道親王。
嵯峨天皇の離宮を寺に改めた皇室ゆかりの寺院である。
また、後宇多法皇がここで院政を行うなど、日本の政治史に深い関わりをもつ寺院である。
また、嵯峨天皇を流祖と仰ぐ華道嵯峨御流の総司所(家元)である。
池舞台、ここで「嵯峨の送り火・宵弘法」が行われる。
静かに夏に別れを告げる嵯峨の送り火・宵弘法 | 大覚寺
毎年8月20日の夜には、大沢の池に数多くの灯籠が浮かび、池にせり出すように作られ … 続きを読む →
大沢の池のハスも枯れて秋の風情。
春爛漫 大覚寺大沢池
大覚寺に隣接している大沢池、中国の洞庭糊になぞらえて「庭糊」とも呼ばれている。 … 続きを読む →
ススキも秋の風情をそえる。
放生池のハスはまだ緑を保っている。
真紅の水鏡
紅葉の名所として知られる寺院。
紅葉シーズンになると、境内の紅葉樹が真っ赤に色づき、園内を彩る。
見頃を迎えた紅葉は、大覚寺ならではの風雅を演出し、放生池の水面に映し出される心経宝塔のあでやかさは圧巻の光景だ。
大覚寺 「真紅の水鏡」2016年度
本堂および大沢池周辺の広大なエリアを、幻想的で柔らかな光で照らし出す。 見頃を迎 … 続きを読む →
心経宝塔は剣客商売など時代劇で度々登場している有名ロケ地。
護摩堂
堂正面に掲げられた額には「仏母心院跡」とあるが、護摩木を焚くところなので「護摩堂」と称する。
こじんまりとした形から各地のお堂として使われる。
旅物をはじめ江戸の市井を描く作品にも多用される。
大沢の池の北岸、護摩堂の横に、20体近い石仏群がならんでいます。
比較的大型の7体の石仏は鎌倉中期の造立と思われる古石仏で、嵯峨野の石仏では有名です
大沢の池 天神社
天神島は、御神木の姿によって遙か遠くからでも一目でわかります。
関連記事