先日住吉公園のえさやりオジサンの記事をアップしたがサギたちのバトルの様子がイマイチ迫力がない。
やはりここはZ6の出番だ。
サギってどこか「孤高」のイメージあるのだけど。
「孤独、孤高、精悍なアオサギ」のヨーロッパ。
「火を吐く妖怪、不気味で憂鬱なアオサギ」の日本。
なぜアオサギのイメージは日本と西欧で全く異なるのか?
もちろん、日本人のアオサギ観はこのようにネガティブなものばかりではない。
紫式部は『源氏物語』でアオサギの佇まいに奥ゆかしさを認めているし、蕪村や子規のようにアオサギの姿や声を肯定的に捉えた俳人、歌人も多い。
蕪村の「夕風や水青鷺の脛を打つ」など、前述の鳥山石燕と同時代の人の句とは思われない清々しさがある。
また、現代になるとアオサギに峻厳さや孤高のイメージを読みとった更科源蔵のような詩人も現れる。
ソロソロ餌やりオジサンの現れる時間、サギたちが移動を始める。
サギたちの登場に俄然いけは騒然となる。
ギャラリーも加わって舞台はそろった。
餌を加えたサギが逃げる、後を追うサギ、まるで戦場だ。
そんなサギたちなどどこ吹く風とばかりに、カモたちは優雅にスイスイ。
あの超然と孤高を保っていたサギは何処へやら我先にとエサを追う。
シャッターの設定はコンティニュアスAF、わずか15分余りのドタバタ、悠然とピントを合わせている暇はない。
アオサギの鳴き声はクァー、グエッグエッなどと鳴きます。
獲物の取り合い等で喧嘩をするときは、強めにギャーギャーと鳴く。
アオサギは、古代エジプトではもともとフェニックスの由来となる鳥「ベヌウ」とされていて、神のように崇拝されていたようです。
また、ヨーロッパ等では女性の帽子につける羽飾りにアオサギなどのサギの羽が使われていたそうです。
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