地質の博物館 竜串海岸

第3紀層砂岩を波と風がえぐってできた大竹小竹、蛙の千匹連など地質の博物館といわれる珍しい岩礁風景がある。

名の由来は不明であり、竜を串刺したような景観から名付けられた説やアイヌ語に因む説、臥竜山の竜臥(たつふし)が転訛した説、など諸説が立てられている。

竜串の一帯は砂岩と泥岩の層が互いになっており、その層が波食、風食を受け形成されたもの。

中でも一直線上に、丸みを帯びた節理が見られる大竹小竹は竜串を象徴する代表的なものである。

丁度訪れた時は満潮、激しく打ち寄せる波頭が印象的だ。

竜串には激しい風や波の浸食作用によって【蜂の巣構造】と呼ばれる特徴的な岩肌をはじめ、大竹・小竹・らんま石・かぶと石・鯉の滝登りなどの名称で呼ばれる奇岩・奇勝が点在し、 地学教材の宝庫と言われています。

奇岩・奇勝の竜串海岸、祈願の数々を見てみよう。
まず、骸骨。

蜂の巣構造。

これも頭蓋骨に見える。

ライオンが吠えている。
ゆっくり探せばいくらでも面白い岩が見つかる。

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竜串海岸へのアクセス、行き方歩き方

住所:高知県土佐清水市竜串
電話:0880-82-1111

土佐くろしお鉄道・中村駅から車で55分、37.4km
土佐くろしお鉄道・宿毛駅から土佐西南交通バスで約1時間