100年長持ちする足腰の使い方

ライフログ

体の修復力を最大化する方法


100年足腰

海に近い総合病院に、「常識はずれ」な医師がいます。 「手術の名手」と呼ばれながら「すぐには手術をしない医師」。

行列のできるスーパードクターにして、ひざの「保存療法」の第一人者でもある巽一郎医師の診察の前には今日も患者さんが長い行列をつくっていました。

それもそのはず、「手術しかない」とあきらめた患者さんの多くが、オリジナルの保存療法で、「切らずに、痛みがなくなり」歩けるようになったのです。

巽医師は言います。

「からだの修復力を最大限にすれば、からだは元気に長生きできる」「ひざ痛の多くも、手術をしなくとも自分で解消できる」と。

その方法と、100年長持ちする足腰の使い方、からだの使い方、食事のとり方、生きるうえでの考え方、それを一冊におさめたのが本書です。

健康に長生きしたい。

死ぬまで自分の足で、杖をつかずに歩きたい。
本書は、そんなあなたの味方となって、背中を押してくれること請け合いです。

足腰にお悩みを抱える方も、いまは不具合はないという方にもお読みいただきたい「長生きの正解」。ご両親へのプレゼントにもぴったりです。

著者について

巽 一郎(たつみ・いちろう)
医師。ひざのスーパードクター。1960年生まれ。

静岡県立薬科大学薬学部卒業後、大阪市立大学医学部に入学。
製薬会社の内定を受けていた薬学部4年時にバイクで大けがをし生死の境をさまようなか、亡き父の「本当に好きなことをやれ」という言葉に奮起、薬学部卒業後に大阪市立大学医学部に入学という経緯を持つ。
卒業後は同附属病院整形外科に入局し手術三昧の日々を送りながら、米国(メイヨー・クリニック)と英国(オックスフォード大学整形外科留学)などに学び、世界最先端の技術を体得。
人工膝関節手術の常識を変える「筋肉を切らない・傷口の小さい」手術の開発や、からだへの負担を最小限にする「半置換術」の積極的導入など、日本屈指の技術と、患者の立場に立った診療方針で全国各地から人が絶えない。
評判の手術の腕の一方で「すぐには切らない」医師として話題を集める。

「手術は最後の手段」と、オリジナルの温存法を提案し患者とともに挑戦の日々。
湘南鎌倉総合病院人工膝関節センター長を15年務めた後、2020年より一宮西病院人工関節センター長に。