梅雨期に四天王寺を訪れる

大阪府
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四天王寺

四天王寺は、大阪市天王寺区四天王寺にある和宗の総本山の寺院。

山号は荒陵山(あらはかさん)。
本尊は救世観音(ぐぜかんのん)。

聖徳太子建立七大寺の一つとされている。

『日本書紀』によれば推古天皇元年(593年)に造立が開始されたという。当寺周辺の区名、駅名などに使われている「天王寺」は四天王寺の略称である。また、荒陵寺(あらはかでら)・難波大寺(なにわだいじ)・御津寺(みとでら)・堀江寺(ほりえでら)などの別称が伝えられている。
四天王寺関連の記事です。

聖徳太子の草創を伝える寺は近畿地方一円に多数あるが、実際に太子が創建に関わったと考えられるのは四天王寺と法隆寺のみで、その他は「太子ゆかりの寺」とするのが妥当である。
七夕のゆうべin四天王寺 7時にLEDが点灯されると一斉に天の川に人が殺到します

熊野権現遥拝石


熊野権現遥拝石

この標石は熊野権現の礼拝石といい、四天王寺四石(転法輪石、引導石、伊勢神宮遥拝石、熊野権現礼拝石)の一つである。

平安・鎌倉時代に盛んであった熊野詣りの道筋は、京都の宇治から大阪の天満まで淀川を船で下り、天満から四天王寺・住吉大社・和歌山の田辺を通るもので、熊野街道と呼ばれた。

四天王寺の西門信仰と同じく、熊野三山が極楽往生を願う浄土信仰の聖地として篤く信仰されたことから、人々はまず当山に詣でた後、ここで熊野の方向に礼拝し、熊野までの道中安全を祈ったといわれる。
熊野御幸記を歩くに藤白神社までの道中をまとめています。

転法輪


「転法輪はお釈迦様の教えが他に転じて伝わるのを「輪」にたとえたもので、仏教の象徴です。

合掌して「心が清浄になりますように」と唱えて軽く右に回して下さい。

また転法輪は「仏陀が教えを説いた場所」という意味を表すチャクラ(法輪)を小さくしたものとか。

チャクラは古代インドの戦車の車輪を形どったもので、転法輪という王様が輪宝によって敵を破ったことにたとえ、仏の教えが車輪のように世界へ転じて人々の迷いを打ち砕くことを念じたのが始まりと言われています。

門を通る時これをまわすのは「仏の法を教えて下さい」という挨拶代わりといわれています。

日想観は太陽が沈んでいく様子を見て、太陽を感じ、心を落ち着けてその中に太陽を瞑想します。

そうすると太陽が沈んだ後も太陽の明かりや暖かさを感じることができ、極楽浄土やお釈迦様を心の中に感じることができるというもの。

先述したように特にこの日に行うとは決められていないため、いつでもどこでも実践することができます。

西の方角を向いて、座禅を組むなどして夕陽を感じる、それが方法だそうです。

日想観 きれいですね!

「弘法大師修行像」


弘法大師(空海)は資料によると、「延暦6年(787年)から2年間、四天王寺にて借住」していたそうです。

遣唐使として入唐するずっと前に、ここ四天王寺にて修行をされておられました。

また、唐から戻られてから数年後にあたる弘仁元年(810年)にも、高野山よりも前に四天王寺を修行場として選び、四天王寺の聖霊院(太子殿)にて、100日間連続参拝を実践されていたそうです。

そのような繋がりもあって、毎月21日の弘法大師のご命日には、東寺さんの弘法市と同じ様に「太子会(お大師さん)」を開催しています。

四天王寺は、日本の大阪市天王寺区にある古い仏教寺院で、その歴史と独特の建築様式で知られています。

四天王寺の南側には「弘法大師修行像」という名前の像があります。この像は真言宗の創始者である弘法大師(または空海)の姿を表しており、右手には錫杖、左手には数珠を持ち、巨大な岩のような台座の上に立っています。

毎月21日には四天王寺で開眼法要が行われ、弘法大師の命日を祝っています。

また、四天王寺の近くには大師堂という小さな神社もあり、四国八十八箇所の巡礼に関連しています。
この寺院の歴史と文化に興味があれば、ぜひ訪れてみてください!

また、四天王寺は度び戦火にあいその度に全焼するという歴史を繰り返しています。

天正4年(1576年)5月3日には織田信長による大坂本願寺攻め、いわゆる石山合戦のうちの天王寺の戦いにより、天王寺砦(現・天王寺区生玉寺町)に駐屯する織田軍に火を掛けられて全焼している。

その上、寺領を全て没収された。

天正12年(1584年)には金堂が再建され、復興の足掛かりとなった。

文禄3年(1594年)から豊臣秀吉によって復興が行われると、単層の金堂が重層に改築され、その他の堂舎も再建された。

慶長5年(1600年)には豊臣秀頼によって大和国額安寺から五重塔が移築され、4代目の五重塔としている。
また、庚申堂なども再建されている。

翌慶長6年(1601年)10月には秀頼によって千石が寄進されている。
しかし、慶長19年(1614年)に大坂冬の陣に巻き込まれ、11月6日に豊臣方によって放火された町の火が飛び火して全焼してしまった。

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