その数約20億人と、いまや世界人口の4人にひとりを占めるまでになったイスラーム教徒。
イスラーム教について知ることは世界情勢を理解する上でも欠かせない。
しかし、彼らの存在は日本にいるとどうしても遠く感じられるのも事実。
民博ではとりあえず腹ごしらえから。 ここのレストランはエスニック料理で有名だ。 … 続きを読む →
『みんぱく』で世界を覘く インドネシア編
インドネシアは、東南アジア南部に位置する共和制国家。 首都はジャワ島に位置するジ … 続きを読む →
イスラム教(イスラーム)は、現在のサウジアラビアを発祥地とし、唯一神アッラーへの絶対的な服従を説く一神教の宗教。
7世紀の初頭、神から啓示を受けた最後の預言者とされるムハンマドによって創始された。
ムハンマドが受けた神の啓示をまとめた啓典コーランと、彼の言行を示した記録ハディースに基づき信仰が営まれています。
世界中に広がるイスラム教ですが、長い歴史の中でいくつかの宗派に分かれて存在している。
世界で約20億人もの方が信仰しているとも言われ、とくに西アジア、北アフリカ、中央アジア、南アジア、東南アジアなどに多くのムスリムが住んでいます。
調査によると、日本で暮らすムスリムは、2020年末で約23万人いた。
このうち日本人や、結婚などで永住資格を持つ人は約4万7千人で、10年前の1万~2万人から倍増している。
「目立つのは婚姻に伴うもの
モスクの建設も進み、20年余りで7倍以上になった。
大阪市西成区では昨年、新しいモスク「マスジド・イスティクラル・大阪」が開設された。
元は工場だったビルを改装し、費用は主にインドネシア人の寄付で賄った。
日本人が礼拝に来る姿も目立つという。
イスラム教の聖典クルアーンによれば女性は顔と手以外を隠し、近親者以外には目立たないようにしなければならないことから、保守的なイスラム社会では女性は頭をふくめた体を隠す服装をすることが多い。
現在、イスラム世界で使用されている女性の服装には以下のものがある。
アバヤ(アバーヤ、文語アラビア語ではアバーア)はアラビア半島などに見られる伝統的なガウンタイプの長い民族衣装。
ヒジャーブを着用しない女性がおしゃれとして身につけることもしばしばあるが、通常はヒジャーブやニカーブなどと組み合わせる。
色はアラビア半島だと黒が多いがファッションや好みに合わせ色々な色や刺繍の物が存在する。
ヒジャブ(ヒジャーブ)はスカーフやストールのような大きい布で頭髪を隠すタイプ。
イスラーム世界の女性でポピュラーなタイプ。
ヒマールはヒジャブより、隠す範囲が広がり、背中まで隠す。
ブルカはアフガニスタンで用いられている民族衣装で目の部分も網状になっていて完全に隠れている。
ニカーブ(アラビア語版)は目だけ見せるものである。色は黒が多い。
チャドルはイランに多い服装である。
顔だけ出して体全体を隠す。
ブルキニは近代になってから登場したムスリマ向けの水着である。
イスラム教の戒律に合うように全身を覆うタイプの水着になっている。
アジアの西の端、”戦乱の十字路”と呼ばれてきた国があります。
アフガニスタン。
「長年、私の国は戦争によって多大な犠牲を払ってきました。
毎朝、家を出るときに考えるのは『生きて帰れるだろうか』ということでした。
私はアメナ・ハキミ。
ジャーナリストです。
戦争が終わった今、本当は穏やかに暮らしたい。
でも、私は数少ない女性記者として、取材を続けることにしました。
どんな状況だろうと、この国の現実を伝えるためです」
半世紀近い戦乱の陰で、この国の女性たちは厳しく抑圧されてきました。
かつてタリバンが強制したのが、全身を覆う「ブルカ」。
タリバンが復権した今、再びブルカに身を隠す女性が増えています。
ベリーダンスは古代エジプト発祥であり、中東およびその他のアラブ文化圏でイスラム教が普及する前に発展したダンス・スタイルであり、これらを総称するために造語された呼称。
エジプト、トルコ等、アラブ全域で踊られる。
腹部や腰をくねらせて踊る為、欧米ではBelly(腹部)Danceと呼ばれているが、本場のアラビア語ではRaqs Sharqi(東方の踊り)と呼ぶ。
13世紀末に建国された当時のイスラム教宗主国であったオスマン帝国(現:トルコ)でも、スルタンのために世界中から集められた女性がハレムにおける教育の一環としてダンスも学んでいたとされており、スルタンのために踊る姿が描かれた絵画も多く残されている。
比較的世俗的なエジプトやトルコでは伝統になっているが、音楽や踊り、(女性の)肌の露出を禁忌と考えるイスラーム主義過激派(原理主義者)には懲罰・攻撃対象となっている。
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