ここは日本画の巨匠 竹内栖鳳(せいほう)の私邸兼アトリエの「東山艸堂」( そうどう )跡で、「ザ ソウドウ 東山 京都」(THE SODOH HIGASHIYAMA KYOTO)と云い、レストラン・結婚式場などになっています。
案内の人がいつも立っておられ、「今日は結婚式で入れません」といわれることが多く、この日初めてランチをいただきました。
竹内栖鳳邸跡からすぐ左に曲がったところが一念坂。
なにやら秘密の小径めいた雰囲気がある。
二年坂側の入口。「京乃坂みち一念坂」と書いた石碑が立っている。
一念坂という名はやはり三年坂、二年坂からの連想だと思われる。
単純に「年」とはせずに「念」としたところに命名者の苦心の跡を見るべきかも知れない。
門を入ってもこの先は遥かに遠く感じる、いいんです、どんどん進んじゃいましょう。
雨に濡れた石畳がとても素敵です、何種類の石が使われているんだろう。
レストランの入り口です、どうです、この苔むした屋根。
思わずアップで撮ってしまいました。
しゃれたエントランス、ここ靴のままで良いんですよ。
今日は二階席でディナーをいただきす、階段の途中から一階席が見えます、素敵な雰囲気。
今日のメニューは特別、京都の食材をふんだんに使用したイタリアンコース、内容は秘密!!
食事の後にはレストランから1分程の所に8席のカウンターとソファスペースがある隠れ家のようなバーもありますよ。
予約はこちらからがお得です。ザ ソウドウ 東山
近くの八坂さんの塔がこんなに近くに見れて素晴らしいロケーション!
テラスに出られるようになっていました。
栖鳳がこの部屋をアトリエにしたのが分かるようです。
食事の後はお庭を散歩することもできます。
雨に濡れて怪しく光る石畳、ドンドン奥へ進んでみよう。
日本画家の竹内栖鳳(せいほう)は晩年の13年間を過ごしています。
住まいやアトリエとしてだけではなく、作品のモチーフになる草花や動物をここで育てたり、各界の著名人が集まる文化芸術交流の場として幅広く活用されてた艸堂ですが、栖鳳没後は公開されることなく時を刻み続けていたのです。
そんな自然美と今日の風景を愛した日本画家の美意識を継承しつつ、現代のゲストを最大限にもてなすための空間として平成15年に誕生しました。
竹内 栖鳳は、近代日本画の先駆者で、画歴は半世紀に及び、戦前の京都画壇を代表する大家である。
帝室技芸員。第1回文化勲章受章者。 本名は恒吉。
最初は棲鳳と号した。
霞中庵の号もある。
動物を描けば、その匂いまで描くといわれた達人であった。
49歳でに帝室技芸員に任命され 60歳の時にはフランス国よりレジヨン・ド・ヌール勲章を贈呈されました。
そして昭和12年 73歳の時に第1回文化勲章を横山大観と共に受章し「東の大観、西の栖鳳」と言われています。
ここからも八坂の塔が見えます。
庭園はあまり手入れがされている様子もなく、それが自然で、とてもいい感じです。
ずっと奥まったところに結婚式などの大きな宴席の場があります。
竹林の中をドンドン奥へ進みます。
紀州青石でしょうか、雨に濡れた様子が何とも風情があります。
レストラン ザ ソウドウ東山へのアクセス、行き方歩き方
住所:京都府京都市東山区八坂通下河原東入八坂上町366
TEL:075-541-3331
京阪祇園四条駅、阪急河原町駅/京阪祇園四条駅より徒歩10分、阪急河原町駅より徒歩12分、JR京都駅より無料送迎バス有、名神高速道路「京都東IC」より約15分、「京都南IC」より約20分