比叡山の「額縁門」 天寧寺

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観音堂には後水尾天皇の念持仏聖観音像及び東福門院の念持仏薬師薬師如来像を安置している。
ちなみに、東福門院は、徳川二代将軍『秀忠』の娘さんで、天皇家に嫁いだ女性です。

寺町通沿いにあるこの寺は、比叡山の眺望を一幅の絵のように見せる山門「額縁門」と、江戸時代の茶人金森宗和の墓があることで有名である。

まさに、比叡山の借景の隠れた名所といえる。

境内にはニワトリを上に乗せた石造がありました。
そして、この奥には巨大なカヤの木があります。

高さは16メートル・幹の太さは4.78メートル。
樹齢は長く、現在は殆ど枝葉はなくなっていますけれど京都市の天然記念物にも指定されています。

ちなみに、天寧寺の墓地には江戸初期、武士で茶人でもある金森宗和(かなもりそうわ)のお墓なんかもあります。
彼は三千院のお庭を手がけた事でも知られています。

鐘楼

禅宗のお寺らしく庫裏があります。

わらべぢぞう。

境内の石畳も素敵です。

五輪塔。

こちら観音堂には、後水尾天皇の念持仏と伝える聖観音像と東福門院の念持仏とされる薬師如来像を安置。

上善寺(じょうぜんじ)、京都六地蔵巡りの地蔵『鞍馬口地蔵』がある寺として有名であり、毎年8月の22・23日の両日には多くの参拝者で賑う。

境内東側にある墓地内には「長州人首塚碑」があり、元治元年(1864年)の7月19日に起こった禁門の変において、鷹司(たかつかさ)邸附近で亡くなった長州藩士入江九一・原道太・半田門吉・奈須俊平・田村育蔵・緒方弥左衛門・小橋友之輔と無名の1人計8名を、当時堺町御門警衛隊長であった越前藩桑山十蔵が主君松平春嶽の許しを得て、越前藩菩提寺であったこの寺に葬ったものである。

(明治38年(1905年)、旧長州藩主毛利家により塚周辺が整備された)

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天寧寺へのアクセス、行き方歩き方

住所:京都市北区寺町通鞍馬口下る天寧寺門前町301
電話:075-231-5627

地下鉄烏丸線「鞍馬口」下車、東へ徒歩6分
市バス「出雲路橋」下車、西へ徒歩4分

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