富良野ラベンダーウォーク

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ラベンダーの見頃に照準を合わせたような格好で富良野を訪れることができた。
おりしも土曜日と重なりファーム富田へ向かう道路は大渋滞。

見晴台公園、日の出公園、十勝岳ラベンダーロード、後藤純男美術館まで7キロを散策した。
今回の「富良野ラベンダーウォークとのんびり日本海クルーズ」の旅、数回に分割してお届けします。

途中でトイレ休憩した岩見沢サービスエリア、何故か馬のオブジェが多い。
その理由は・・
市の住宅街を見下ろす丘陵地帯にある“岩見沢競馬場”で、北海道ならではの『ばんえい競馬』が開催されている。

ばんえい競馬は、開拓時代のハードな労働の中で生まれ、1トン近い馬が500キロ以上のソリをひくダイナミックなレースである。

大渋滞の中ファーム富田へ到着。
彩の畑ではカスミソウがきれいに咲いている。
ネットで渋滞回避策が紹介されていました。
悪名高い「富良野ラベンダー渋滞」ですが、渋滞する原因は「ファーム富田の駐車場の空き待ち」です。

渋滞する日、時間帯、場所というのはおおよそ予想が付いています。
①週末に②札幌方面から③ファーム富田への3つの要素が重なり④当日が好天だった場合、渋滞に遭遇する可能性は高まります。
天候に関してはどうしようもないことですが、3要素のうちひとつでも外すことができれば渋滞に遭遇する可能性はかなり減らせます。

アイスランドポピー、コマチソウが見頃を迎えています。

コマチソウもきれいです。

富良野地方の多くのラベンダー園で栽培されている品種は早咲きの「濃紫3号」と遅咲きの「おかむらさき」の2種類がある。
この早咲きと遅咲きの見頃の差は1~2週間。

ラベンダー園によってこの2種類の植栽面積の比率が違いますが、全体的には早咲き3:遅咲き7といった比率のため、全体としては遅咲きの方が見頃の印象があります。

富良野を代表する品種が2つあるため、見頃のピークは2回あります。
早咲きが見頃のピークのときはまだ遅咲きの色が薄く、遅咲きがピークのときは早咲きが黒ずんで見えますが、遅咲きピーク時の方が黒ずんでいるといっても早咲きも色づいていますので、印象としてはこちらの方が見頃感があります。 

この2つのピークを総合した上での「真の」見頃のピークは、早咲きがピークを過ぎ少し黒ずみ始めた頃に遅咲きが見頃を迎え、遠目から早咲きと遅咲きの区別がつかなくなった瞬間で、7月中旬の数日といったところのようです。

ラベンダーの花に埋もれて散策を楽しむ人達。

富良野の観光パンフレットなどでお馴染みの「彩りの畑」に咲く花々。
ビール大麦(黄緑)、カスミソウ(白)、スペアミント(緑)、カリフォルニアポピー(黄)、コマチソウ(桃)、ラベンダー(紫)と花の絨毯が続いています。

聖観音像が建っている所は見晴台と云うほどに眺望に優れたところ。
今回のウォークの出発点。
観音像の建立は元町長の和田松ヱ門氏が発起人となって進められたもので、宗派とは無関係。

最初に向かう3.5キロ先の日の出公園のラベンダー園をズームアップ。
こうして眺めると平面的な風景ですが、現地では長々と斜面を登ることになります。

日の出公園のラベンダー園、公園内では5月から9月まで各種花が咲いて見事。
山頂には展望台があり上富良野の町と十勝連峰の眺望がよい。

山頂に向かうなだらかな斜面の景観は素晴らしい。
白い牧草地にポッカリと白い雲が印象的だ。

どこまでも続くラベンダー畑を彷徨う乙女?

山頂からは上富良野の町と十勝連峰の眺望がよい。
頭上を白い航跡を引いて飛行機が去っていく。

眼下には北海道らしいきれいな耕作地が広がる。

北海道らしい広々とした耕作地の中をウォーキングの終点後藤純男美術館へと進む。
緑の牧草、黄色いオオムギ、青い空に白い雲。

のどかな田園風景と十勝連邦、白い雲を眺めながらのウォーク。

歩きにくい地道を抜け、ここから先は舗装道路だ。
十勝岳ラベンダーロードを散策するツアー参加者。

大麦の畑か?広々とした農園が広がる。

こちらはアスパラガス。
遠景は十勝連峰に白い雲。

最終ゴール、後藤純男美術館へ到着。
玄関脇の白樺がきれい。
後藤純男美術館は現代日本画壇を代表する画家、後藤純男画伯が純金やラピスラズリなどの天然岩絵具で描く色鮮やかな作品を約130点展示する美術館。

横幅14mの超大作『雲海黄山雨晴』など中国を描いた作品の他、日本の大和路、北海道を描いた大作を展示しています。
館内は撮影禁止につき画像をお見せできないのが残念です。

2階には、十勝岳連峰や丘陵地帯を眺めながら地元食材にこだわったお料理が楽しめるレストラン「ふらのグリル」もあります。
今回はおいしいコーヒーをいただき英気を養う。

美術館の前の道路はどこまでも一直線に続く雄大な風景です。
前方の十勝連峰に雪をいただいたポスターでご覧になったことがあるのではないでしょうか。

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富良野へのアクセス、行き方歩き方

JRでのアクセス
千歳 -[約29分]- 札幌 -[約83分]- 旭川 -[約56分]- 上富良野

バスでのアクセス
上富良野~旭川空港:ラベンダー号 -[約40分]
上富良野~旭川:ラベンダー号 -[約75分]
旭川~札幌:共同運行 -[約120分]
上富良野~富良野 -[約25分]
富良野~帯広 -[約150分]
富良野~札幌:高速富良野号 -[約150分]

飛行機でのアクセス
【旭川空港利用】
東京羽田空港 -[約100分]- 旭川空港
東京成田空港 -[約100分]- 旭川空港
名古屋(中部)空港 -[約120分]- 旭川空港
【千歳空港利用】
東京羽田空港 -[約100分]- 新千歳空港
東京成田空港 -[約100分]- 新千歳空港
関西国際空港 -[約135分]- 新千歳空港
名古屋空港 -[約110分]- 新千歳空港

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