けいはんな記念公園 光と戯れる

京都府
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「けいはんな記念公園」は愛称であり、正式名称は京都府立関西文化学術研究都市記念公園。

関西文化学術研究都市(けいはんな学研都市)建設を記念し、また平安京遷都1200年を記念事業の一つとして、平成7年(1995年)4月に開園した

学研都市の中核地区の精華・西木津地区に位置しており、周辺には国立国会図書館関西館やけいはんなプラザ等の学研都市の主要施設がある。

けいはんな学研都市の理念である「自然との調和」をテーマに設計された。

24.1haにもなる広大な公園であり、14.1haの自然保全区域と、10.1haの交流施設区域とに大きく分けられている。

自然保全区域はもともとあった自然林や永谷池を活かし自然を楽しめる区域であり、交流自然区域は人々の交流を目的に「芝生広場」「谷あい」「日本庭園(水景園)」等が設置されている。

また公園のイメージシンボルが「月」であり、水景園は月の新名所となることをめざし、「観月橋」や月を意識させるオブジェの設置されている。

朝の陽を浴び木々が輝く。

光りは斜光で撮影にとっては願ってもない光だ。

ゲートから生垣の誘歩道が続く。

入り口にある「嵐」と題するモニュメント、風雨の中、街角で見かけた道行く女性の姿をモチーフにし、心動かされたその情景を彫刻的フォルムで表現している。

宇治川久司の作品。

観月橋

里山の自然が美しい広大な公園であるが、春は桜、夏は木漏れ日、秋は紅葉、冬の雪景色というように、自然と四季が楽しめ、日本の原風景が体感できるように設計されている。

観月橋の下、巨石群に沿って光の中を歩く。

差し込む光が景色を美しく輝かせる。

もみじは赤く染まり

黄葉は陽に輝く。

巨石群の滝、スローシャッターにしたため少しぶれているが、お愛嬌。

あちらもこちらも優しい斜光。

池のリフレクションがきれいです。

PLフィルターなしでこの写り。

散りモミジに赤く色づいた紅葉が映り込む。

ここは紅葉谷、まさに一面紅葉です。

歩道の落ち葉も色とりどり、斜光が優しく映し出す。


永谷池を巡る遊歩道、ススキが揺れ、水面も輝く。

水辺の小径、木洩れ日の道と木々を仰ぎながら歩く。




至る所に柿木も

永谷池をほぼ一周して観月楼を正面から見る。

秋の風情を堪能する「観月の夕べ」。

庭園内には「観月橋」や「観月楼」など、月にちなんだ施設がありここで開催される好評のイベント「観月の夕べ」。

中秋の名月の夜、無料公開される公園内の日本庭園「水景園」で、月をめでながら庭園の夕べの風情を楽しめるという企画です。

なかでも池にかかった高さ10メートル、長さ123メートルの観月橋から眺める名月は最高。

庭園は美しくライトアップされ、池上のステージでは歌や演奏が幻想的なムードを高めます。

人面石だなどと勝手に呼んでカメラマンが好んで撮る。




帰りは観月楼を歩きます。

巨石群

高さ6〜7m、重さ20〜40(最大70)tの巨石、約500個からなる延長150mの壮大な空間です。
岡山県犬島産の御影石を使用しています。



紅葉を楽しみながら光と戯れた一日でした。

アクセス

JR祝園駅、近鉄新祝園駅より
奈良交通バス:56系統「学研奈良登美ヶ丘駅行き」など(約9分)

近鉄学研奈良登美ヶ丘駅より
奈良交通バス:56系統「祝園駅行き」など(約14分)

※水景園へお越しの方…「公園東通り」下車
※芝生広場へお越しの方…「けいはんな記念公園」下車

お車でお越しの方

京奈和自動車道
精華学研I.C.を降りて精華大通りを西へ約1㎞

国道163号線
乾谷西交差点を北へ約2㎞、精華大通りを東へ300m

府道八幡木津線
精華大通りとの交差点を西へ約2.2㎞

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