日本海に突き出た岬にそびえる平山城 萩城

関ヶ原の戦いで敗れて周防国・長門国の2ヶ国に減封された毛利氏が、広島城に代わる新たな居城として慶長9年(1604年)に築いた城。

完工は慶長13年(1608年)だが、築城者である毛利輝元は、慶長9年12月に未完成のまま入城していた。

萩城二の丸跡の毛利輝元の銅像。
毛利家では「御小座敷の儀」という毎年元旦に行われる儀式がありました(時山弥八編『もりのしげり』大正五年刊)。

その儀式では、年賀に登城した家臣の代表が藩主に申し上げる年頭挨拶は「殿、関東征伐は!」であったといいます。

これに対して藩主は「いや、まだその時期ではあるまいぞ!」と返しました。

これを二百六十年間も毎年繰り返し、幕末にいたって毛利家十三代藩主毛利敬親は「よし、今年は徳川を討とう」と答えて討幕戦争が始まったと伝えられます。

毛利家の執念の深さを感じると同時に、年頭挨拶の持つ意義深さも感じます。

萩疏水の向こうに小さく浜が見えていますが菊が浜です。
左手の方が小浜キャンプ場になっている。

指月山
阿武川下流の松本川と橋本川に囲まれた三角州の北西端ある標高143mの山。
岩相は花崗岩で、萩城の石垣にも用いられた。

本丸門前に架かる極楽橋から天守閣跡と指月山を望む。
極楽橋は、萩城本丸と二の丸とを区切る内堀に架かっていた木橋である。

橋の長さは6間(約12m)、幅が2間(約4m)余りあった。
別名幸橋とも呼ばれ、また観音橋の名もあった。

天守台
かつては5重5階望楼型で、1階が天守台より半間ずつ出っぱった天守閣がそびえていた。

本丸石垣の雁木(がんぎ) 
本丸石垣の内側部分。
石垣の城内側を階段にしたようなもので、防衛上の要所となる所には雁木という石段を築く。

大勢の兵士が一気に石垣へ駆け上がれる。

雁木を登るとこのような地形になっている、向こう側が本丸。

本丸石垣。

本丸跡へ登ってみる。

本丸跡から本丸門の方向を見る。

指月公園内にある志都岐山神社(しづきやまじんじゃ)
明治12年萩の有志が山口にある豊栄、野田両神社の分社として建てたものです。
毛利輝元を主祭、元就、敬親二公を配祀とし、他の代々の藩主は合祀してあります。

頂上の詰丸跡を目指します。
距離約750m、真夏の登頂はキツイ。

途中に少し展望の利くところがあった。
頂上は木々が繁りほとんど眺望なし。

詰の丸の貯水池。
詰の丸の本丸中央にはひときわ目をひく、矢穴の空けられた巨石があります。

この巨石の周りのくぼんだ部分が貯水池です。
詰の丸には井戸がないため、雨水を樋で集めてこの貯水池に蓄えていたようです。

詰の丸埋門は詰の丸の本丸東側に位置しています。
搦手といったところでしょうか。

コの字型になっている要害門。
最後の砦として、あらん限りの防御を施しているといった印象です。

城内の山として長く人手が入らなかったため、シイノキ・タブノキ・クロガネモチ・カゴノキ・イスノキ・クスノキが混生する暖地性原生林となっており、昭和46年(1971年)に国の天然記念物に指定された。

お蔭で眺望はほとんどなく、この木さえなければブルーの日本海が望めるのに、と恨めしくもある。

推定樹齢600年以上の老樹もある。
また、サザンカ・オガタマノキ・カカツガユが自生している他、ミカドアゲハの中国地方唯一の生息地でもある。

指月公園の垣根の下でわずかな日陰を求めてかわいい子ネコちゃんが休息中。

帰りはまた門司からフェリーです。
壇ノ浦のパーキングでトイレ休憩。

洋上での夕日を期待していたのですが出航前に陽は落ちてしまいました。

小豆島沖にさしかかった頃、も夜が明けました。
やはり洋上の日の出はきれいだ。

明石海峡大橋を過ぎたあたりで西へ向かう客船を見つけました。
上海からの蘇州号です、これから南港の大阪国際フェリーターミナルに向かっています。

ズームアップしてみると船尾に蘇州号と書いてありました。
航行速度が名門カーフェリー23.2ノット 42.9㎞/h 蘇州号21.0ノット  38.9㎞/hと少し差がありどんどん追い抜いて行き南港につく頃には見えなくなってしまいました。

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萩城へのアクセス、行き方歩き方

住所:山口県萩市堀内字旧城1-1
電話:0838-25-3131(萩市役所)

JR山陽本線 玉江駅 徒歩約20分
JR山陽本線 東萩駅 徒歩約25分

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