大徳寺塔頭・龍源院 名勝庭園

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文亀2年(1502年)に東渓宗牧(とうけいそうぼく)を開山として、能登の畠山義元・豊後の大友義長らが創建。

明治の初めに神仏分離により大阪・住吉神社内の慈恩寺と岐阜・高山城主だった金森長近が大徳寺内に建立した金竜院を合併した。

龍源院の表門(重要文化財)、切妻造・桧皮葺の四脚門で、方丈・唐門と同時代に建立された。

龍源院の境内。

庫裡・玄関。

方丈東側の坪庭「東滴壺(とうてきこ)」、昭和35年(1960年)に作庭された方丈と庫裏との間の現代壺庭の傑作で、白砂敷きのなかに5つの石が3・2の石組みに分けて配されている。

方丈南庭の 一枝坦、東渓禅師が師である実伝和尚から賜った「霊山一枝之軒(りょうぜんいっしのけん)」という室号から名付けられたもので、丸く象った苔の中に石が立つ亀島が印象的な斬新な庭である。

開祖堂、開祖・東渓禅師の塔所となっている一重入母屋造り・檜皮葺きの建物で、南北朝・鎌倉・室町初期時代の唐様式の粋を取り入れた昭和の代表作である。

方丈北庭の「龍吟庭」、方丈北側に広がる三尊石組からなる室町時代の枯山水庭園で、中央の石組は須弥山を表し,青々とした杉苔は洋々たる大海を表す。

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龍源院へのアクセス、行き方歩き方

・住所:〒603-8231京都市北区紫野大徳寺町82

市バス 大徳寺前下車 徒歩約5分

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