茶源郷 和束を訪れる

京都府

和束は京都最大の茶産地 その歴史は800年以上前からと古い


日本三大銘茶の1つである宇治茶。
宇治茶の1つに「和束茶」というお茶があります。

「和束茶」とは、京都府南部にある和束町(わづかちょう)で生産されるお茶です。

新茶は立春から八十八夜前後に摘採します


新茶は立春から八十八夜前後に摘採します、この黒い寒冷紗の中で摘採作業が行われています。

和束町は京都最大の茶産地といわれており、その歴史は800年以上前からと古い。

画像は黒い寒冷紗の中での新茶の摘採風景。

和束町の特徴は、標高が高くお茶栽培に適した地形であること。
標高100m以上の高地にあり、山に囲まれているため昼夜の寒暖差が大きい。

山間部特有の寒暖差は、豊かな霧を生み出し、美味しい茶葉を育てます。

海住山寺の慈心上人が明恵上人からお茶の種子を分けてもらったのが始まり


遡ること鎌倉時代に、京都・木津川にある海住山寺(かいじゅうせんじ)に慈心上人(じしんしょうにん)という高僧がいました。

この慈心上人が、明恵上人(みょうえしょうにん)という僧からお茶の種子を分けてもらい、和束町にある鷲峰山に植えて栽培をしたのが始まりといわれています。

聖武天皇勅願 海住山寺

萬福寺とお茶
これが宇治茶の始まりといわれています。

明恵上人の関連記事

和束茶の特徴は2つあって、1つが強い味です。

和束町は山間部であるため昼夜の寒暖差が大きい。

そのため、深い霧が出て、日照時間も少なく、旨味や甘味が強いお茶が生まれるのです。

味は強いものの苦味は少なく清涼感があります。
水色も淡くあっさりした飲み口です。

もう1つが香りの良さ。
被覆栽培されて生育したお茶には「覆い香」とよばれる磯っぽい香りがあります。

寒冷紗の開閉も大変な重労働です。

絶景の茶畑を望む 貸切の個室「天空カフェ」
天空カフェから見える景色は、見渡す限りの茶畑です。

茶畑には、黒いカバーで覆われているところもあります。
これは「バロン」または「寒冷紗(かんれいしゃ)」と言って、
黒い布で覆うことで茶葉の緑色が濃くなり、美味しいお茶になります。

和束町でいちばん有名な、石寺の茶畑


和束町でいちばん有名な、石寺の茶畑。
京都府の景観資産第1号にも指定され、さまざまなお茶のPRにこの茶畑の写真が使われています。

石寺地区では茶畑の合間に新しい家や古民家が点在し、その様子はまさに生業の風景。
春には桜並木が美しく、寒い冬を乗り越えた茶畑と桜が同時に楽しめるスポットでもあります。

少し高いところから見上げると視界一面が整然と植えられた茶畑で埋め尽くされ、まるで絨毯のように見えます。

茶畑の合間合間には民家が点在し、美しく調和した風景が広がります。

狩り直し
新芽刈り取り後、二番茶刈り取りをしています。
焙じちゃやかりがね茶になります。

二番茶刈り取り後の茶畑

急斜面の山一体に広がる茶畑。
山のすそにも茶畑が続いていて、茶畑の美しさに、癒されます。

茶畑ごとに、少しずつ色合いが変わっていくのも素敵です。

電車・バスでのアクセス

石寺の茶畑
・JR「加茂駅」からバスで約8分、「和束高橋」バス停下車、徒歩約10分


評価が高いのに1万円以下のプラン大特集


日本100名城ツアーを探す

日本100名城巡りを始めて足かけ3年、足でたどった 名城を訪ねる旅

JTBで訪ねる 桜&花見ツアー特集|桜の名所を巡る旅

足掛け15年足でたどった桜を訪ねる旅

訳ありプラン

訳ありだからお得!訳ありと言っても、低層階や海の見えない部屋、チェックイン時間など様々。
それ以外はいつもの宿泊と何ら変わりません!
訳あり理由に納得できれば、出張や家族旅行・お友達とお得な旅を楽しめるはず♪
宿が登録した新着限定プランの中でも、「訳ありプラン」を紹介しています。

直前割特集

直前予約だからお得!宿泊日の直前には、直前限定プランや格安プランなど、掘り出しもののプランが見つかるかも。
突然の出張や旅行に直前割引特集を活用して、お得な旅を。

この記事に掲載されている情報は、公開時点のものです。