本当は肉食・小太りの人が一番長生きだった!
メタボ上等!
コレステロール値が低い方が良い?
魚より肉は悪い?
卵は1日1個まで?
BMI値は22が理想的?
?などなど、巷にはびこる情報をそのまま鵜呑みにしていては「長生き」出来ません!医学博士の著者が従来型の常識に対し、エビデンスから求めた「長生きするための新常識」を語る
目次
第1章 粗食美談の嘘―正しい養生法のすすめ(日本はいつから食養生を間違えたのか;肉食のタブーはいつから始まったか?;正しい不養生とは何か?)
第2章 やせ信奉の起源と流行―正しい養生法のすすめ(誤った養生法の内容;誤った養生法の起源と流行;日本人の体格に関する正しい不養生)
第3章 “コレステロールバイ菌説”の嘘(なぜ、コレステロールは悪者になったのか?;“コレステロールバイ菌説”の起源と流行;正しい不養生のすすめ)
第4章 高齢社会を元気で生き抜くために(誤った老年医学の内容;誤った老年医学の起源と流行;健康寿命の正しい延ばし方)
長寿の嘘の動画
【衝撃作】「長寿の嘘」を世界一わかりやすく解説してみた【本要約】
高齢者専門の精神科医として30年以上高齢者医療の現場に携わってきた和田秀樹氏が、新著『70歳の正解 老いを遅らせる生き方』を発売。 同書からの抜粋で、70代からの人生を充実させるためのヒントをお教えする。
百寿者(100歳以上の人)の
食生活を調べてみると…
「長寿の人は何を食べてきたのか」というテーマで、研究をしている人がいます。
医学博士の柴田博先生です。
柴田先生は、その成果を『長寿の嘘』(ブックマン社)という本にまとめています。
私は、その本で解説文を書かせていただいたほど、柴田先生の意見や指摘に共感しています。
柴田先生は、「百寿者(100歳以上の人)」の研究を続けてきたことでも知られています。
日本はもちろん、世界中の健康で長生きした「百寿者」の食生活を調べているので、裏付けがしっかりしているのです。
さらには、さまざまな数値データを検証して研究をまとめているので、いわば「健康長寿のノウハウ」が凝縮されている観さえあります。
仕事であれ、勉強であれ、スポーツであれ、私たちは「できる人・成功している人」から学び、「何をすれば成功するのか」というコツを知ろうとします。
「できる人・成功している人」のノウハウを抽出するというのは、どの世界であれ有効な方法であると言えるでしょう。
「健康長寿」についても、まったく同様のことが言えます。
実際、百寿者に対して、「健康で100歳以上長生きした人は、何をしていたのか」をダイレクトに探ったほうが、はるかに現実的で有効な答えが見つかるはずです。
それが柴田先生の研究なのです。
著者等紹介
柴田博[シバタヒロシ]
医学博士。
日本老年医学会老年病指導医・専門医。桜美林大学名誉教授・招聘教授。
(特養)町田誠心園最高顧問、日本応用老年学会理事長、HSOA Journal of Gerontology & Geriatric Medicine編集委員。
1937年北海道生まれ。
1965年北海道大学医学部卒業。東京大学医学部第4内科医員、東京都老人総合研究所(現東京都健康長寿医療センター研究所)副所長、現名誉所員、桜美林大学大学院老年学教授、人間総合科学保健医療学部長を経て、現職。学際的老年学の研究と教育を一貫して続けてきた。
東京都知事賞、日本文化振興会社会文化功労賞、国際学士員(LAE)会員などを受賞。
日本老年学会・日本老年社会科学会名誉会員、日本老年医学会特別会員、ほか3つの学会役員、5つの公益財団法人の役員を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。