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マジックアワーとは、一日の中で最も空の色が変化する時間帯のことで、とても幻想的な風景が見られます。
他の時間帯に比べると、劇的に空が色付くため、つい写真に収めたくなるような景色だと言えるでしょう。
また、マジックアワーはゴールデンアワーとブルーアワーの2種類に分かれます。
ゴールデンアワーは、日によりますが、オレンジや赤などに色付き、他の時間帯よりも燃え上がるように濃くなります。
そして、光が柔らかく色相もソフトになることから、金色に輝いているように見えることもあるのです。
影や雲も他の時間とは違った表情を見せるため、普段にはない空の美しさを実感できることでしょう。
ブルーアワーは、空が紫と青に近い綺麗なグラデーションになる時間帯です。
昼間に見る空の青さとは違い、夜に近いような濃い青となるため、別の美しさを感じられるでしょう。
ゴールデンアワーのようにまばゆい光に包まれるわけではないので、雲が少ない日の方が、美しいブルーアワーを目にできます。
そして宵の明星「金星」と夜半の明星「木星」の共演
画像をクリックして拡大して見てください、2023年2月頃から、夕方の西の空では2つの明るい星が並んで輝いています。
「あの星はなんだろう」と気になっていた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
この2つの星は、惑星のなかでも特に明るく見える金星と木星です。
金星は明け方の東の空、もしくは夕方の西の空でしか見ることができません。
それは金星が地球よりも内側を回っている「内惑星」だからです。
内惑星は地球の夜を迎えた地域……すなわち太陽に面していない地域から見える方向に来ることはありませんし、もちろん太陽に近付いた時にも見ることはできません。
そのため、夕方か明け方に「斜めの位置」から見ることしかできないのです。
一方、木星は地球の外側を回る「外惑星」です。
そのため、地球との位置関係によっては一晩中見ることもできます。
外惑星はごくわずかに満ち欠けしますが、ほぼ分からないレベルです。
また、太陽の向こう側に回り込むような位置関係にある時は、太陽に近すぎて見ることができません。
現在、木星は高度を下げながら、金星は高度を上げながら、お互いに近付いているところです。
2つの星が最も接近するのは3月2日で、その間隔は満月の視直径と同じくらい(約30分角)にまで狭まります。
接近した金星と木星は肉眼でも観察できますが、双眼鏡や望遠鏡を使って観測するとより楽しめます。
やや高倍率(60~100倍程度)の望遠鏡であれば、木星の周りに並ぶガリレオ衛星や、金星の満ち欠けも見られるかもしれません。
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