難波八阪神社は何度も訪れているが侠木津の勘助の地をゆくがいいだろう。
創建年月日など詳しい資料は残っていませんが、社伝によれば古来「難波下の宮」と称し難波一帯の産土神でした。
後三条天皇の延久(1069年から1073年)の頃から祇園牛頭天王(ごずてんのう)をお祀りする古社として世間に知られていました。
仁徳天皇の時代、この付近一帯に疫病が流行り出したところ、牛頭天王が現れたのでこれを祀ったのが当社の始まりとされる。
それ以来「難波下宮」と呼ばれており、難波一帯の産土神となった。
延久年間(1069年 – 1073年)の頃には牛頭天王を祀った神社として有名であり、神宮寺の他十二坊の塔頭が並んでいた。
明治維新後の、神仏分離により寺は廃絶し、1872年(明治5年)に郷社となった。
現在の本殿は1974年(昭和49年)5月に完成した。本殿と同じく、1974年5月に完成した獅子殿という素盞嗚尊の荒魂を祀る大きな獅子の頭の形をした舞台があることで有名である。
獅子殿の左下の口元には、戎橋筋(えびすばしすじ)商店街にある「豚まん」で有名な551蓬莱の創業者・羅邦強さんの名が刻まれた名盤があります。
現在の551蓬莱の工場は、Osaka Metro千日前線なんば駅から1駅先の桜川駅近辺にありますが、もともとは難波八阪神社の向かいにあったことから、難波八阪神社を産土神(うぶすながみ)として、よく参拝していたそうです。
その後、業績が上がり会社が大きくなっていったこともあり、「難波八阪神社のおかげ」という想いで、今でもご縁が続いているそうです。
鳥居の外からも見ることができる大きな獅子殿は、「難波八阪神社」の有名スポット。
舞台では雅楽や獅子舞などが奉納される。目はライト、鼻はスピーカーの役割を果たす。
金色に光る獅子の目や24本の歯は真ちゅう製(黄銅)で美しく輝き、獅子の迫力を際立たせています。
上部を見上げると、天井には鳳凰模様が刻まれており、すべて手彫りで仕上げられています。
獅子の社殿のある難波八阪神社はインバウンドで大阪に来た外国人たちで賑わっていたところですが、コロナが収束したら、またすぐに賑わいを取り戻しています。
特に中国の人たちには人気のあるスポットのようです。
とにかく境内は外国人だらけ獅子殿の前は常に記念撮影の人だかりで、人がいないお姿を撮影するのは結構至難の業、朝早い時間帯をねらうか、お昼時を避けた方がいいかもしれませんね。
参拝後のコーヒータイムはすぐ近くにある「豆ルンルン」がおすすめ。
故郷・台湾の美食を懐かしく思う3人の女性によって設立されたという「豆ルンルン」。
伝統的な製造方法とバラエティ豊かな味の組み合わせによって、豆乳をより気軽に美味しく楽しめるお店です。
店内はかわいいインテリアでみちあふれている。
アクセス
各線「なんば駅」から徒歩で5分
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