今日は寒露

年間行事

寒露は、二十四節気の第17番目にあたり秋分と霜降の間に位置します

「寒露」という言葉は文字通り「寒い露」を意味し、この時期になると朝晩の冷え込みが強まり、草花に降りた露が冷たく感じられることから名づけられました。

寒露の時期と暦

寒露は毎年10月8日ごろに始まり、10月22日ごろまで続きます。
太陽黄経が195度に達する日が「寒露の始まり」とされます。
この頃、日本列島では秋雨前線が遠ざかり、空気が澄んで空が高く見えるようになります。
日中はまだ過ごしやすいものの、朝晩は一気に気温が下がり、季節の変わり目を実感できる時期です。

寒露の時期は、自然界にさまざまな変化が訪れます

紅葉の始まり:山々が赤や黄色に色づき始め、秋の彩りが広がります。
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渡り鳥の行動:ツバメなどが南へ旅立ち、代わりに冬鳥が日本に飛来し始めます。
夜の長さ:昼より夜が長くなり、虫の声が響く静かな夜が訪れます。
露の冷たさ:朝の草花には冷たい露が光り、秋の深まりを感じさせます。

「やや寒(さむ)」は、むしろうれしい?

秋になって、ようやく感じるようになった寒さを「やや寒」と表現し、秋の季語にもなっています。

「うそ寒(さむ)」や「そぞろ寒(さむ)」も秋の季語で、やや寒の類義語です。
「うそ寒」は、感覚的にうっすらと感じる寒さのこと、「そぞろ寒」は、何となく感じる寒さのことだといいます。

やや寒→うそ寒→そぞろ寒の順に寒さが深まっていくという人もあれば、それぞれ寒さの度合いに区別はなく、語感や心持ちの違いという人もあります。
〜やゝ寒や日のあるうちに帰るべし〜

これは明治から昭和期の俳人で小説家の高浜虚子による一句です。

車リボンネットも霧のつゆを纏ってきれいです。

「秋の日はつるべ落とし」を実感する時季

「秋の日はつるべ落とし」という言葉があります。

「つるべ」は漢字で「釣瓶」と書き、井戸水を汲み上げるために縄や竿の先に付けた桶のことです。

つるべを井戸に下ろすと、つるべはあっという間に井戸の下に落ちていきます。

その様が、いっきに沈んでしまう秋の日(太陽)に似ているとして、「秋の日はつるべ落とし」という言葉が生まれました。

確かに秋の日暮れ時は、ついさっきまで日が照って明るかったのに、急に暗くなったと感じることが多いものです。

今では井戸もつるべもごく少なくなりましたが、井戸の様子を覚えている人はいるでしょう。

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