何をしても治らないオシリのトラブル、原因はオシリの洗いすぎと出残り便にあった!
痛み かゆみ 便秘に悩んだら オシリを洗うのはやめなさい
医学書にもない肛門トラブルが増加している!
日本人のオシリ、大ピンチの理由がわかる本。
「日本人の3人に1人は痔である」と言われてから久しい。
痔ゆえにウォシュレットやシャワートイレといった”温水洗浄便座”で洗うようになったという人も多い。
しかし、洗うとかえって痔が悪化するなどと誰も思わなかったはず……。
今では公共のトイレにまで付いている温水洗浄便座。
日本を訪れている海外旅行者もトイレ事情に驚いているが、それほど日本人はオシリを洗うのが大好き。
おそらく世界で最もオシリを洗っている民族だろう。
なぜなら、自分のオシリを見ることなど、普通に生活していたらまずないからである。
日本人の3人に2人は洗いすぎによるオシリのトラブルを抱えている。
オシリのトラブルの原因である「出残り便」が引き起こす様々な現象と、出残り便秘を改善することで得られるメリット、オシリのトラブルに悩まないために、普段からできるトイレの入り方やオシリのセルフケアなども紹介しています。
症状によっては、病院を受診しなければならない場合もありますが、多くの方は本書でご紹介する方法を実践することで悩ましいオシリのトラブルから解放されるでしょう。
22年間で10万人以上のオシリを診てきた著者が、荒廃していく日本人のオシリに警鐘を鳴らす1冊!すべての日本人に読んでほしい。
【目次】
はじめに
第1章 意外と知らない「オシリ」の話
第2章 「オシリをキレイにしなくちゃいけない」は大間違い!?
第3章 オシリのトラブルで多いのは、やっぱり〝痔〟!?
第4章 出ていても「出口」に残る「出残り便秘」
第5章 正しいトイレの入り方、ケアを知ることでオシリのトラブルは改善できる
第6章 知っておきたいオシリに良いこと 生活習慣&食事&マッサージ
おわりに
【著者プロフィール】
佐々木 みのり(ささき みのり)
肛門科医/大阪肛門科診療所副院長
明治45年創立、100年以上の歴史を持つ大阪肛門科診療所の副院長であり、数少ない女性の日本大腸肛門病学会認定 大腸肛門病専門医・指導医。
元皮膚科医という異色の経歴を持ち、肛門と美容の関係を両側から診断できる日本で唯一の医師。
元皮膚科医という経歴を活かし、オシリのかゆみ「肛門そう痒症」や「出残り便秘®」を改善することによるニキビ治療など、皮膚科の知識を取り入れた独自のアプローチを展開。
「出残り便秘R」を改善することによって、「切らない痔治療」を実践。
自由診療にもかかわらず日本全国、海外からも多くの患者が訪れている。
「おはよう朝日です」「痛快!明石家電視台」などのテレビほか、メディア出演多数。