ダイヤモンドポイント

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ダイヤモンドポイント「大阪港で夕陽が一番美しい場所」

大阪港の中央突堤にある夕日スポット「ダイヤモンドポイント」。

大阪港で夕陽がいちばん美しい場所とされ、夕暮れ時には多くのカップルやカメラマンが集まるスポット。

ダイヤモンドポイント前は、サンタマリア号の運行ルートになっているため、コロンブス時代の旗艦をイメージした船が目の前を通ります。

ライダーが夕日を背にして愛車を撮影。

ものの10分くらいか撮影が済むとサッサと立ち去ります。

サンセットまで少し時間があるので天保山まで散策。

目の前が水上警察、警察用船舶「きづがわ」

陽を受けて輝く船、そばでは何やら燃料補給でもしているのか警察官が忙しく動いている。

隣は大阪海上保安監部の巡視艇てるぎく。


キャプテンラインは、ユニバーサルシティポートと海遊館西はとばを片道10分で結んでいます。

コペンハーゲン港にある「マーメイド像」は、世界各地から観光客が訪れる観光名所にもなっていますが、そのマーメイド像が大阪港にあります。

じつは大阪港とコペンハーゲン港は平成6年(1994)に交流港となり、、その友好を記念してビール会社のカールスバーグ社から寄贈されたものです。

再びダイヤモンドポイントへ。

2018年10月よりウッドデッキからインターロッキングブロックへ変わっています。。

天保山へ急ぐサンタマリア。

春や夏は工業地帯へ日が沈み、冬の11月と2月には真正面の海に日が沈みます。

この時期にしか見れない光景です。

古代から大阪(難波津)は西に海を抱き、夕陽の美しい場所として有名でした。

上町台地や船場といった市内中心部は高層の建物が立ち、なかなか夕陽が見られなくなりましたが、築港ダイヤモンドポイントからは現在も大きな夕陽が海に沈んでいく「おしてるや難波津」の光景を見ることができます。

「あをによし」というのは奈良の枕詞ですが、難波(大阪)の枕詞は「おしてるや」といいます。

「おしてる」は、夕陽の光が海原と空一面を明るく照らすさまを意味していて「や」というのは間投助詞です。

直越の この道にして おしてるや 難波の海と 名づけけらしも

万葉集に出てくる大阪の歌です。直越の道(奈良から大阪までの山道)を歩いていると、美しく光り輝く海が見えた。

なるほど。
これが噂の「おしてるや 難波の海」か……意訳するとこういう感じでしょうか。

大阪は西に海があって、太陽が沈む「夕陽の国」です。

中世には、沈み行く太陽を目指して、難波津や住吉津から船を漕ぎだして「西方浄土へ行く」と補陀落渡海した人々も大勢いました。

ブルーモーメントが始まりました、これからしばらくの間空はブルーに輝きます。

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