明石市立文化博物館は明石駅からほど近く、1991年10月、明石海峡を望む高台に開館。
明石の歴史と文化を「自然環境と人々のくらし」と題して八つのテーマで紹介する常設展示のほか、特別展や企画展などを開催しています。
200万年前に棲息した「アカシゾウ」の実物大模型。
アカシゾウは、明石市とそのまわりの地域から多数の化石が見つかっています。
特に1960年代までは、林崎から江井ヶ島までの海岸の崖からよく発見されました。
ま
た、明石海峡からは現在でもしばしば漁船の網にかかって引き上げられています。
アカシゾウは、象としては小型で今の象と比べると胴の長さのわりに足が短く、肩の高さは大きな個体でも2mくらいでした。
甕、赤根川金ヶ崎窯。
明石の漁業
明石市は、明石海峡のもたらす影響により、地先海域は起伏に富んだ海底や複雑な潮流から瀬戸内海有数の好漁場であり、古くから漁業が盛んな地域です。
当地域で、営まれている漁業は、5トン未満の小型漁船を使用した小型底びき網、船びき網、たこつぼ、一本釣り、ひきなわ、はえなわなど多種多様な漁船漁業に加え、漁業者の約半数が従事するノリ養殖漁業であり、水揚げされる魚介類は「明石だこ」「明石鯛」「明石のり」をはじめ四季折々に多種多様です。
浮樽
昔の網漁のウキ。
上部の筒の中に油をしみこませた布や縄を入れ、それに火をつけて目印にした。
明石海峡のジオラマが展示されている。
明石沖で深く切れ込んだ海溝は不気味なほど、我々は普段意識することなくこの海峡を行き来している。
新門司へのフェリーで何度この海峡を行き来したことか、海峡の深さを意識することなく・・・・・
日の出の瀬戸内航路
早朝5時小豆島沖を航行中、闇には灯台の灯りが時折り灯る。 低い雲間からの日の出。 … 続きを読む →
明石海峡大橋を過ぎたあたりは好漁場なのかおびただしい数の漁船が出漁中。
遠景に湾岸道路、京阪神の街並み。
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