北山第二トンネルを過ぎたあたりから見事な岩山が現れる、古代の地殻変動によるもの。
親水広場のあたりは見事な紅葉。
山道へ取りつきます、入口に戻って最初ちょとしか見なかった案内の看板を改めて見ます。
青いルートが「さくらの道」「もみじの道」「どんぐりの道」で約1時間のコース、赤いルートが「瀧見の道」「瀧路」「遠見の道」で約1時間半と書いてありました。
宝塚市切畑長尾山 地内面積: 約40ha 笹部新太郎氏が1912年(明治45年)に兄から譲り受け、 サクラの品種保存や接ぎ木などの研究に使用した演習林で、当時は全国から集められたヤマザクラやサトザ クラが30種、5,000本以上も植えられていた。
笹部氏はこの演習林に、中国の詩人・蘇東坡の漢詩『於潛 令同年野翁亭』の一節から「亦楽山荘(えきらくさんそう)と名付けたが、現在では「桜の園」として知ら れている。
武田尾桜の園「亦楽山荘」は、笹部新太郎氏の没後、有志の方々で手入れされてはいたが、長らく放置さ れ荒れ放題の状態であった。
その後、ご遺族からのご寄付と宝塚市の購入によって市有林となり、 ’99 年3月「桜の園」での兵庫県里山林整備事業完了により、’99年4月17日宝塚市の里山公園としてオ ープン。
このオープン行事に合わせ、’98,’99年の3月に行われた市民による山桜の植樹会参加者 を中心に、「桜の園」を愛し、自然に親しみながら里山整備作業と、会員相互の親睦・健康増進を目的と して、「緑の応援団」のボランティアグループ-「櫻守の会」が設立された。
市民に親しまれる森づくりを 目指して、阪神地区市民多数が参加している。
周遊路を城ガ丘広場でショートカット。
結構きつい登りもありあえぎながら登る。
何度も途中から引き返そうと思ったがあまりの美しさにつられついつい歩いてしまった
名塩川渓谷は水上勉 名塩川で知られる。
紙漉き職人として、越前で妻子と暮らしていた弥右衛門。ある日彼は突然失踪した。
はるばる七十里の山里を越えて、母娘は摂津国名塩の弥右衛門の元へと向かうが、そこには悲しい現実があった。
江戸時代末期、名塩紙の紙造りにまつわる母娘の悲哀の物語。
摂津の名塩は深い谷である。
谷の両側は屏風のようである。
山裾に入母屋づくりの茅ぶき屋根がいくつもへばりついている。
どこの家からも煙が出ている。
紙漉く村である。
この村口から、大川へそそぐ底のふかい川がある。
岸にはいっぱい桜が植わっている。
名塩の桜である。
水上勉 名塩川より
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