茶房暖暖、なぜかだんだんでなくのんのん。
元々は江戸末期に建てられた商家を改装したもの、今日のお昼はここでいただく。
店から中庭が見渡せ、100年を超えるという梅の木。
土間の上の梁。元は煮炊きするスペース、かなり燻されていい色になっています。
江戸時代の建物で、かなり使い込まれた迫力を感じる。
鰻の寝床のような細長く奥に延びた造りの店内、まだ奥に続く。
吹き抜けから陽が漏れる。
奥の米倉には「らいぶ&ば~ 蔵武D(くらぶディー)」がある。
幕末から戦前まで米問屋が営まれた町家。
昭和60年代には町家を生かした民間資料施設「奈良オリエント館」として古代ペルシャの文物等が展示されていた。
現在は喫茶スペースやライブバーなどが入っている。
明り取り窓もいい風情。
やさしいひかりが゜射し込みます。
店の裏はかなり荒れている。
実がはじけたフヨウの蒴果が寒風に揺れる。
庭を抜けたところ、小塔院は、称徳天皇が藤原仲麻呂の乱による戦没者の冥福を祈るために造り、南都十大寺に置いた百万塔の小塔を安置するために造営された院とされる。
この小塔院は元興寺金堂の西南に位置しており、元興寺の西辺、平城京条坊を考えるうえで重要視され、1965年(昭和40)に国の史跡に指定された。
高さ5.5mほどの当時の木造五重小塔が、元興寺所蔵で現存し、奈良時代の五重塔の建築様式を伝えるものとして、国宝の建造物に指定されている。
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茶房暖暖へのアクセス、行き方歩き方
奈良県奈良市西新屋町43 奈良オリエント館内
0742-24-9081
JR桜井線 / 京終駅 徒歩10分(730m)
近鉄奈良線 / 近鉄奈良駅 徒歩12分(910m)