旧居留地 散策

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旧居留地とは、かつて主に安政五カ国条約により外国の治外法権が及んでいたことのある区域を指す。

神奈川県横浜市、大阪府大阪市、兵庫県神戸市、長崎県長崎市の旧居留地が有名。

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神戸の旧居留地は、北は西国街道、東は旧生田川(現在のフラワーロード)、西は鯉川(現在の鯉川筋)、南は海に囲まれた周囲と隔絶されていた地区で、そこにイギリス人技師J.W.ハートが居留地(神戸外国人居留地)の設計を行い、整然とした西洋の街を造り上げた。

画像は「球体のある風景」

その後、東西の川は移設(付け替え)や暗渠化によって道路となったが、現在も道路を越えると街の雰囲気が一変する。

1868年(明治元年)から1899年(明治32年)の返還までに、外国人に126区画に分けて競売された治外法権の場所であった。

やがて、居留地の外国人が山手に住居を構えるようになったのが、北野異人館街である。

当時、条約の未締結国であった清国から神戸に渡ってきた華僑は、居留地には住むことができず、その西側に多く住み着き、南京町といった中華街を築いていった。

居留地に対してこれら西側のエリアを雑居地といった。

旧居留地38番館

昭和4年(1929年)にナショナルシティバンク神戸支店として竣工。
神戸女学院や関西学院大学などを手掛けたヴォーリズ建築事務所の設計。

名称にある「38」という数字は、外国人居留地時代の区画番号を意味する。

1980年代までは、「老朽化した古いビルのオフィス街」という認識であったが、1988年に起こった旧神戸商工会議所ビルの保存運動が街再生のきっかけとなる。

商工会議所ビル自体は解体されたが、居留地の一角を占める百貨店大丸神戸店が自ら所有していたヴォーリズ設計の近代建築をLive Lab West(現旧居留地38番館)として店舗化し、さらに周辺の近代西洋建築へ高級ブティックを積極的に出店していった。

それによって近代建築オーナーの意識も変わり、近代建築が点在するのではなく「街並み」として「面」として存在することの価値を認識するようになる。

2000年代に入るとLVMHなどの外資ブランドが直接参入し、今では「最も神戸らしい洗練された街」として活況を呈するようになった。

これは市民運動と商業資本のコラボレーションの成功例として特記に値する。

1992年に国土交通省の都市景観100選に選定、2007年には旧居留地連絡協議会が日本都市計画学会の最高賞である石川賞を受賞[1]している。

看板下の通路を入った場所の真っ赤な電話ボックスと噴水の女神様が目印!

この場所には「ニケの像」が設置されています。

ニケとはギリシア神話に登場する「勝利の女神」。

この像は震災以前は、トアロード玄関の柱に設置されていました。

当時は、神戸の街の特性を考慮して神戸店を船にたとえ、

安全で素晴らしい航海を祈願したものとされています。

震災の際も崩れることなく残っていたため、

彼女が掲げ持つ太陽が、神戸店の進むべき航路を

明るく照らしてくれることを祈り、この場所に復活させました。

散策していてもその洗練されたディスプレイは我々を飽きさせない。

一つ一つがおしゃれだ。

明石町筋から北を望む、一番気に入っている風景、遠景は神戸旧居留地(元町・三宮)にある結婚式場【神戸セントモルガン教会】

グランフロント大阪で開催されている『バンクシーって誰?展』を記念して、ウィンドウディスプレイを使った遊び心溢れる展示を展開。

ストリートアートでも注目の「バンクシー」の作品が、神戸店内の至るところにディスプレイされています。

家族の詩(うた)-憩う時
平成8年
綿引 道郎

第3回神戸須磨離宮公園現代彫刻展
神戸市長賞(大賞)

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