2025菜の花忌が始まりました

大阪府

今年も菜の花忌がやってきました。


ボランティアの手によって書斎前に恒例となる菜の花の飾り付けが行われました。

地元自治会や学校など団体でつくる「春一番に菜の花忌の会」の協力で実施

報道機関に公開されます。


25日一般に報道される。司馬遼太郎さん書斎前に菜の花飾り付け、ボランティアの高校生ら

司馬さんが菜の花を自宅の庭で育てたことにちなみます。
地元自治会や学校など42団体でつくる「春一番に菜の花忌の会」の協力で実施し、今回で21年目になる。
同館に近い近鉄八戸ノ里(やえのさと)駅から河内小阪駅までの道に菜の花のプランター約1700個が順次並べられます。

 

花は3月下旬ごろまで楽しめるよ。

指宿から毎年菜の花の切り花が届きます


ここには指宿市民の皆さんの育てた菜の花が置かれています

指宿は素晴らしいところです。真冬の鹿児島を彩る黄色い絨毯!菜の花×開聞岳×池田湖

「菜の花忌」ってなに

司馬遼太郎は、野に咲く菜の花をこよなく愛したことから、命日を「菜の花忌」と名付けられました。
1982年(昭和年)に刊行された『菜の花の沖』にもひも付けられ由来しています。
『菜の花の沖』は江戸時代、船商人の高田屋嘉兵衛という人物の生涯を追った歴史小説です。
2000年には、NHKの放送開始75周年記念番組ドラマスペシャルでドラマ化され放送されました。
悲惨な境遇からも海の男として奮起し、淡路島から北海道、ロシアまでにも活躍する偉大な商人に成長していく姿、冒険は男のロマンといったところでしょうか。

花忌シンポジウム 今年は「東大阪市文化創造館」で開催される

花忌シンポジウム

1997年からは、東京と大阪で交互に「菜の花忌シンポジウム」が行われています。
第28回菜の花忌シンポジウムは2025年2月11日(火・祝)、大阪・東大阪市文化創造館で『空海の風景』をテーマに開かれます。
『空海の風景』は1973(昭和48)年1月から「中央公論」に2年9カ月にわたって連載されました。
挿し絵は須田剋太氏。来年で『空海の風景』の初版発行から50年、また、今年は空海生誕1250年の年でもあります。
空海(774~835)は唐唯一の密教の正統者である恵果から体系的な密教を伝授され帰国、高野山を開きました。
司馬遼太郎は、日本史の中で空海だけが世界観をもった思想家で、その思想は世界に通用する、と指摘しています。

大阪城公園駅の司馬遼太郎陶板レリーフ

司馬遼太郎陶板レリーフ 『大阪城公園駅』
コンコースの壁面に、手書きの詩を写した陶板がある。
故司馬遼太郎さんが駅開業を祝して書いた。

最後の一節にこうある。

悲しみは、この街に似合わない。
ただ、思うべきである。
とくに春、この駅に立ち、風に乗る万緑の芽の香に包まれるとき、ひそかに、石垣をとりまく樹々の発しつづける多重な信号を感應すべきであろう。

お墓の場所は?

司馬遼太郎の墓は、どこにあるの

さぁ司馬遼太郎の世界へ

司馬遼太郎の代表作は?
1963年(昭和38年)「龍馬がゆく」
1964年(昭和39年)「燃えよ剣」
1965年(昭和40年)「国盗り物語」
1966年(昭和41年)「関ヶ原」
1969年(昭和44年)「坂の上の雲」
上にあげたのは司馬遼太郎の作品の一部にしかすぎません。ほかにも数多くの現在でも愛され続け、語り継がれる名作が執筆されました。

これらの功績が認められ、1993年(平成5年)には「文化勲章」を授賞しています。


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司馬遼太郎記念館へのアクセス

【所在地】
〒577-0803 大阪府東大阪市下小阪3丁目11番18号
■近鉄奈良線「八戸ノ里駅」下車 徒歩約8分
■近鉄奈良線「河内小阪駅」下車 徒歩約12分
■JRおおさか東線「JR河内永和駅」下車 徒歩15分

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この記事に掲載されている情報は、公開時点のものです。

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