2013-06

地域

鳥取東照宮 樗谿神社(おうちだにじんじゃ)

鳥取東照宮は鳥取藩初代藩主池田光仲によって造営された。光仲は僅か3歳で藩主となり、慶安元年12月(1649年)に藩主となって16年目にして初のお国入りを果たした。この際、藩主としての威厳を示すため、幕府に願い出て鳥取城下への東照宮勧進を許可...
地域

名勝 観音院庭園

観音院庭園は江戸時代初期を代表する名園として広く知られる。参道は緑が多く秋にはきれいに紅葉する。観音院は鳥取藩池田家の祈願所8ヶ寺の1つとなっています。御本尊の聖観世音菩薩が、安置される壇が移るたびに大きな寺の御本尊となられたことから、別名...
大阪府

住吉大社お田植え神事2013

社伝によれば、千七百六十余年の昔、神功皇后が大社を御鎮祭の後、長門国から植女を召して御供田を植えさせられたに始まるという。植女は、旧社領の堺乳守に落ちついて代々奉仕した。植女は、後に乳守の遊女になったので、昔は、御田植の際には、遊女たちも実...
奈良県

梅雨の晴れ間に大仏殿界隈の散策

今年の梅雨は空梅雨かいなと思わせるような天候が続く。少し曇り空だがかんかん照りでなく過ごしやすい。近鉄奈良駅の銅像は庶民の味方行基さん。庶民派の行基が中心になって、東大寺は建立されたのだ。さらに、東大寺建立を思い立った聖武天皇は、行基ら優婆...
奈良県

春を呼ぶ修二会のお松明 東大寺2月堂

修二会の本業が始まりました。二月堂の本尊は十一面観音なので、「十一面観音悔過会」とも呼ばれます。「悔過会」と は、罪を懺悔することによって本尊の力にすがり、目的をかなえてもらうという法会です。14日間のうちの一日の、それも「お松明」と呼ばれ...
北陸

春先取り 火と水が織りなす荘厳の世界 お水送り

天平勝宝 4年(752)インドの渡来僧・実忠が二月堂の建立の時、修二会を催して全国の神々を招きましたが、遠敷明神が漁に時を忘れ遅刻。そのお詫びに本尊に供えるお香水を若狭から送ると約束し、二月堂の下の岩をたたくときれいな水が湧き出したと伝えら...
京都府

竹送りの寺 国宝十一面観音を拝む 大御堂観音寺

京都府京田辺市の『観音寺(大御堂)』は、奈良時代に、天武天皇の勅願により法相宗の僧・義淵が創建。さらに、聖武天皇の勅願により良弁が伽藍を整え「普賢教法寺」と号し、十一面観音立像を安置。法相・三論・華厳の三宗を兼ねた大寺で、「筒城の大寺」と呼...
滋賀県

てんびんの里五個荘 商人屋敷めぐり

古来より交通の要衝で、古代には東山道、近世には中山道や御代参街道(伊勢道)が通り、現在も国道8号と東海道新幹線が町中央部を横断している。その利点を活かして、中世以降近江商人発祥地の一つとして発展。特に江戸時代後期から昭和初期にかけて多くの商...
滋賀県

私費で建設した明治天皇行在所 慶雲館

明治20年、明治天皇の長浜行幸に際し、当地の富豪・浅見又蔵氏が行在所として急遽建設しした。明治天皇・昭憲皇太后夫妻が京都を発った当日朝の時点では、建設工事の後かたづけも終わっていなかったという。夫妻は同日13時前に長浜港に到着し、同館で昼食...
北陸

ああ岩壁の母 舞鶴引揚記念館

舞鶴港は、戦中は旧海軍の軍事的拠点として使用されていたが、戦後は大陸に進駐していた軍人軍属や一般人の日本本土への引揚、および日本に在留していた中国・朝鮮人の送還のための指定港のひとつとなった。他港が早々に引揚港から除かれたため、これら引揚者...
四国

南海の名城、高知城

高知城は大高坂山(標高44.4m)上に築かれた、梯郭式平山城。山の南を流れる鏡川、北の江の口川をそれぞれ外堀として利用している。別名、鷹城(たかじょう)。本丸の建物が完全に残る唯一の城として知られている。追手門高知城の表門。石垣の上に渡櫓を...
四国

蜂須賀氏の居城 徳島城

吉野川河口付近の中洲に位置する標高61メートルの城山に築かれた山城と城山の周囲の平城からなる、連郭式の平山城。北を助任川、南を寺島川(現在のJR線路)に囲まれ、東には堀を設けた、自然の地形を巧く利用した城だった。天正十三年(1585)阿波国...