金箔の街金沢「箔座」を訪れた。
「箔座」では店内に、最高級の金箔を約4万枚使って豊臣秀吉の黄金の茶室をモデルに再現。
箔打ちの実演や製造工程も見ることができます。
専用の機械で職人が行う、箔打ちの実演。
金箔。
奈良県の興福寺五重塔模型。
細工がものすごく細かく、存分に金箔を使った輝かしいものです。
店内の様子、金箔製品が販売されている。
金製の香炉。
床もピッカピカに磨かれている。
最高級の金箔を約4万枚使ってつくられたピッカピッカの茶室。
まぶしいほどの輝きは豊臣秀吉が好んだといわれる茶室をモデルに再現されたという。
当地における箔打ちは、加賀藩祖・前田利家が文禄2年(1593)豊臣秀吉の朝鮮出兵に従って滞在していた肥前名護屋(現在の佐賀県)の陣中から、七尾で金箔を、金沢で銀箔を打つように命じたことから、16世紀末には行われていたことが明らかになっています。
金沢での箔打ちがいつから始まったのかは明確ではありませんが、この頃には既に製造されていたことがわかります。