洛南深草の里に、平安遷都以前より鎮座する藤森神社は菖蒲の節句の発祥の地。
節句に飾る武者人形には藤森の神が宿ると伝えられている。
由緒ある五月五日の藤森差異が終わり、広い境内を駆け抜ける風に清涼感を求める六月になるとアジサイ祭りは間もなくだ。
伏見稲荷の田植祭の帰途、少し早いがアジサイ苑を訪れる。
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特に菖蒲の節句発祥の神社としても知られ、今日では勝運と馬の神様として、競馬関係者(馬主、騎手等)又、競馬ファンの参拝者でにぎわっております。
お祭の中日となる6月15日(金)は、午前10時より神事が行われ、献花、献茶、神楽の奉納が行われる。
奉納神事は期間中の土曜日・日曜日にも行われる。
第1苑は、南門から参道左側に続く、第2苑は、本殿裏の摂社が立ち並ぶその裏に広がる延べ1,500坪。
6月上旬から7月上旬にかけて合わせて約3500本の紫陽花(あじさい)が楽しめる名所。
あじさい苑 6月2日(土)~約一ヶ月 入苑料¥300(第一・二共通)
300円で、境内二ヵ所の紫陽花苑を見ることができるんです。
あじさい苑開苑時期は花によって変化しますので、7月以降は要問合せ!
私の主観でいえば、第一あじさい苑は現在7分咲き、第二あじさい苑は、3分咲き程度です。
植える種類などにもこだわりがあるようで、第1あじさい苑には玉あじさいを、第2あじさい苑には額あじさいを植えて、開花時期もずれるように工夫されているとか。
第1あじさい苑は6月中旬がピーク、第2あじさい苑は6月中~下旬にピークを迎えるとのこと。
三室戸寺のような大規模さはありませんが、狭い中にあふれんばかりの紫陽花が、見る人々に迫ってきます。
最盛期には、あじさいの花々に埋もれながら歩くが如く。
藤森神社へのアクセス、行き方歩き方
住所:〒612-0864 京都市伏見区深草鳥居崎町609
TEL 075-641-1045
FAX 075-642-6231
JR奈良線JR藤森駅から徒歩5分。
または、京阪本線墨染駅から徒歩7分