琵琶湖の朝日撮影ポイント

滋賀県

京都の紅葉見物には大津が最適、この時期京都ではホテルが取りにくいが大津なら何とかなる。

京都駅までは新快速で10分足らずの距離で京都泊りと遜色ない、お勧めです。

彼は誰時(かはたれどき)湖岸に立つと藍色の空が広がり、東の空は赤く染まり始める。

誰そ彼と われをな問ひそ 九月の 露に濡れつつ 君待つわれそ
『万葉集』第10巻2240番

愛知の人達と京都の紅葉を堪能しようという旅、泊りは大津プリンスホテルだ。
全室琵琶湖に面し、食事は36階の展望レストランで琵琶湖を眺めながら・・・そして目覚めれば窓の外からは琵琶湖に上る朝日が・・・

早朝、朝日を撮影しようと浜へ出る、釣りを楽しむ人たちもいる。

公園の散り紅葉もきれいです、右に見える橋は近江大橋、森の辺りが膳所城址。

カモがたくさん泳いでいる。

琵琶湖、湖北産のカモは美味で名高く、徳川将軍家へも献上されていた。
琵琶湖周辺では、天然のカモ類を淡水魚専門の魚屋で販売する。

湖岸をランニングしたり散歩したりする人が多い、向こう岸は草津市。

対岸に三上山が霞む。

紫式部が「打ち出でて 三上の山を 詠れば 雪こそなけれ 富士のあけぼの」と詠んだように近江富士という愛称がある。

藤原秀郷(俵藤太)による大ムカデ退治伝説が残ることから「ムカデ山」の異名も持つ。

低空に雲があって10分ほど遅れて日の出です。

朝食後、部屋の窓から琵琶湖を。

対岸に見えている橋は帰帆南橋。

真帆かけて 矢橋にかへる 船はいま
うち出のはまを あとの追風

「矢橋の帰帆」で有名な矢橋(草津)は江戸時代、対岸の大津石場との渡し舟の発着地として栄えた港で、東海道を往来する旅人は湖上交通による近道として大いに利用し賑わった。

ちなみに、近江八景とは「石山の秋月」「瀬田の夕照」「粟津の晴嵐」「矢橋の帰帆」「三井の晩鐘」「唐崎の夜雨」「堅田の落雁」「比良の暮雪」の八景。

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大津プリンスホテルへのアクセス、行き方歩き方

住所: 〒520-8520 滋賀県大津市におの浜4-7-7
TEL : 077-521-1111

JR大津駅から無料シャトルバスまたはタクシーで平常時約10分。
名神高速道路大津I.C.より3.7km(平常時約10分)。
京滋バイパス石山I.C.から422号経由で6.9km(平常時約15分)。