熊野神社 「親しまれる権現さん」

兵庫県

わずか半年ながら、神戸の福原に遷都した平清盛。
清盛が描いた夢の跡をたどってみた。

今回は平清盛が、福原遷都の際紀州の熊野権現を勧請したという 熊野神社。
地元では、「夢野の権現さん」として親しまれている。

平清盛が福原遷都の際、周辺に多くの寺や神社を祀(まつ)って、新都の鎮護を祈っていますが、特に厳島神社(いつくしまじんじゃ)と熊野神社は崇拝していたといわれます。

清盛が、福原遷都の際、王城鎮護のために、紀州の熊野権現を勧請。

そのため、本殿は、紀州熊野権現と同じ南東の方角を向いており、「東向きのごんげんさん」と、地元の人から親しまれてきたという。

熊野神社の由緒
平清盛が福原遷都の際、後白河法皇のご崇敬の厚い紀州熊野権現を勧請しこの地に祭祀した旨書かれています。
祭神:伊弉諾命(いざなぎのみこと)、伊弉冉命(いざなみのみこと)

荒木稲荷大神
なお、大正7年(1918)の調査ではこの付近の地下から、土器に納められた貝の腕輪などの遺物が大量に出土し、先史時代から人が住んでいた形跡がうかがえる。

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熊野神社へのアクセス、行き方歩き方

住所:神戸市兵庫区熊野町3-1-1
TEL 078-511-2928

阪急・阪神 三宮駅下車 市バスで夢野町2丁目下車 150m