東海の山城、今日は二日目、まず訪問したのは山城でなく平山城の犬山城。
関連記事:木曽川の畔にたたずむ後堅固の城 犬山城
昨日の泊りはホテルルートイン恵那
山間の町の静かな日の出です。
犬山城の駐車場に到着、満開の桜がお出迎えです。
樅の丸あたりの桜。
犬山城は豊臣秀吉が生まれた天文6年(1537)、織田信長の叔父である織田信康によって創建された、現存する日本最古の木造天守閣です。
尾張(愛知県)と美濃(岐阜県)の国境に位置するため、戦国時代を通じて国盗りの要所となり、城主はめまぐるしく変わりました。
小牧・長久手の合戦(1584)では、羽柴秀吉(後の豊臣秀吉)が12万人の大軍を率いてこの城に入城し、小牧山城に陣取る徳川家康と生涯唯一の直接対決をしました。
全体の桜の開花状況としては咲き始めといったところか。
天守2階の武者走りですが、不思議な個所がいくつかあります。
まず、床が真四角でありません、床板を見るとよくわかるのですが、かなり変形しています。
理由は諸説あり不明。
窓の算木はふつう縦だが横の部分がある、銃撃には不向きだ。
窓に障子が使われているが通常考えられない。
これらは江戸後期、かなり平和になった時代の工作と思われる。
天守からの眺望、木曽川の対岸は、岐阜県各務原です。
遠くに岐阜城がある金華山が見えます。
この城が、美濃へのにらみをきかすという重要な役割をしていたことがよく分かります。
犬山城天守から望むライン大橋と伊木山
信康の子・信清は信長に離反したため、1565年、信長は対岸の伊木山に「対の城」を築き犬山城を攻略した。
木曽川は全長229㎞の一級河川でこの辺り“日本ライン”の終点です。
上流にかかるのはツインブリッジ犬山橋です。
からくり展示館。
城とまちミュージアム、この辺り桜がかなりきれいに咲いています。
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犬山城へのアクセス、行き方歩き方
犬山城公式サイト
犬山市犬山北古券65-2
電話:0568-61-1711(犬山城管理事務所)
名鉄犬山駅または犬山遊園駅より徒歩15分