壱岐・対馬の旅の掲載中ですが、季節の話題を挟ませていただく。
杉苔に覆われた枯山水の庭に、春は黄緑色の桜・御衣黄桜、霧島つつじ、さつき、夏は萩、あじさい、桔梗、秋は二度咲きの萩、白彼岸花、紅葉、つわぶき、藤袴、冬は山茶花、椿と、四季折々の花が咲きほこります。
6〜7月の桔梗と、11月の紅葉のシーズンは一般公開をしています。
杉苔の緑、桔梗の白と紫、たまらない美しさです。
桃山時代に作られた天得院の枯山水庭園は、東西にのびた長方形の地割に石組みを配し、美しい杉苔によって一面を覆っている。
そこに咲く約300本の桔梗は、作庭された時代より今日まで、丹精込めて育てられてきたもの。
日没後はライトアップされ、精進料理を味わうこともできる(予約が必要)。
花頭窓ごしのショットはここの定番。
少しアングルを変えて。
「国家安康 君臣豊楽」あの大阪冬の陣の発端となったとされる方広寺の鐘の銘文で、歴史上知られています。
方広寺の鐘銘は天得院住持の文英清韓長老が撰文したため、この一件で徳川の怒りをかい、取り壊された歴史があります。
加藤 丈尋作品展が同時公開されている。
この色に思わず見とれてしまった。
関連記事
- 小野篁の冥土通い 六道珍皇寺
- 冥界への入口に建つ六波羅蜜寺
- 7年ぶり半兵衛麩
- けいはんな記念公園の紅葉見頃
- 法金剛院 早朝拝観
- 在原業平隠棲の十輪寺
- 山城 善峰寺 アジサイ紀行
- 楊谷寺のアジサイ 今年はアンブレラスカイが人気
- 洛西の名刹 正法寺
- 西行ゆかりの寺 花の寺勝持寺
≪バスツアー/テーマのある旅特集≫クラブツーリズムお勧めツアーこちら!
天得院へのアクセス、行き方歩き方
京都市東山区本町15丁目802番地
075-561-5239
JR、京阪電車。市バス「東福寺」下車、徒歩約8分