小倉池のふもと(小倉池の前)に鎮座。日本唯一理容・美容(化粧品・洗髪剤・育毛剤・カツラ等)にたずさわる業の始祖を祭神とする神社で、藤原鎌足の末孫、藤原采女亮政之(うねめのすけまさゆき)公を祀る。
藤原采女亮政之 略歴
京都生まれ。藤原鎌足の子孫である藤原晴基(または基晴)の三男。
亀山天皇の時代、京都御所の警備役だった晴基が宝刀の九王丸(または九龍丸)を紛失、責任をとって浪人となる。
長男元勝(反物商)と次男元春(染物師)は京にとどまり探したが、采女亮は探索のため諸国行脚の旅に出る晴基に同行した。
文永5年(1268年)、晴基は宝刀の国外流出を防ぐため朝鮮半島に近い下関に下る。
元寇に備え武士が集まっているとにらんだ。
刀を捜し続ける一方、髪結職で高い収入を上げていた新羅人に親子で学び亀山八幡宮裏の中之町に武士らを相手にした髪結所を開く。
この店に床の間があり亀山天皇を祀る祭壇と藤原家の掛け軸があったことから「床屋」と呼ばれるようになったといわれる。
弘安1年(1278年)、晴基、刀を見つけられないまま(#下関 「床屋発祥の地」記念碑の碑文では後に采女亮が発見)没。
弘安4年(1281年)、采女亮は鎌倉に移る。
建武2年(1335年)、采女亮没。髪結いの技術が評価され、亡くなるまで幕府で重宝されたという。
独特のお参り方法
こちらの神社では、特に髪の毛にご利益があるとされる特別なお参り方法があります。
献髪と言って、神職の方に髪の毛を一房切っていただき、それを「御髪献納」と書かれた袋に納めて、神前にお供えしてお参りするのです。
境内には、願いごとをしながら切った髪を納めると御利益があるとされる髪塚があり、献納された髪は日々神官により祈拝を受ける。
また、毎年春・秋の御大祭日には業祖神奉祭と髪供養が行われる。
御髪神社へのアクセス、行き方歩き方
京都市右京区嵯峨小倉山田淵山町10−2
TEL075-882-9771
JR山陰本線「嵯峨嵐山駅」下車、徒歩約15分
嵯峨観光鉄道「トロッコ嵐山駅」下車、駅前
嵐電嵐山線「嵐山駅」下車、徒歩約8分
阪急嵐山線「嵐山駅」下車、徒歩約20分
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