川を渡る神輿~住吉大社神輿渡御

大阪府


五月殿の前には夏越女らが乗る車が待機しています。

人力による神輿渡御は、実に45年というブランクの後、多くの人の支えのもと平成17年8月1日に復活しています。

神輿の発進に先立ち、堺火縄銃保存会による火縄銃の発砲が行われる。

神輿が「べーら」の掛け声とともに鳥居を出ました。

反橋の上で神輿差し上げを行う。

列次には「斎女(いつきめ)」と呼ばれる選ばれた童女が共に参加します。
この斎女は住吉大神に奉るために、その手には桔梗の花を捧げ持ちます。

子供神輿を先頭に大和川を目指します。

住吉っさんでは、神輿を担ぐときワッショイとは言わずに、「べーら」と声を掛けます。
べーらの掛け声も勇ましく練り歩き、大和川の河中を渡る壮観な姿は大阪夏祭りのクライマックスです。

獅子舞の獅子頭は今年新調されたと案内があった。

神輿渡御祭には、複数の神輿が出ますが、住吉大社らしいのがこの神輿。
船に乗ってます。
住吉大社は、航海の安全をつかさどる神様でもあるので、こういう面白い事をします。
さすがに、これは重くて担げないのでゴロゴロと引っ張って行きます。

大和川の北が大阪市で、南が堺市なのです。川の中央の中州には結界を張り、ここに神輿を置きます。
ここでも堺火縄銃保存会による祝砲が鳴り響きます。

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住吉大社へのアクセス、行き方歩き方

・南海鉄道
 東海本線「住吉大社駅」から徒歩3分
 南海高野線「住吉東駅」から徒歩5分
・阪堺電気軌道
 阪境線「住吉鳥居前駅」から徒歩すぐ
(路面電車)阪堺線「住吉公園駅」から徒歩2分