正面が、「月」の部屋≪HISASHI-補遺するもの≫
「月」の平坦な壁は中秋の名月の午後10時の方向を指している。
安らぎの場所。ここは休らう所である。
ためらい、足をとめ、休息する。穏やかな気持を取り戻す。
「休」という漢字のかたちからみてわかるように「人が木により憩う」ごとく。
庇の下で雨宿りをしたり、影のなかで強い日差しを避けて息づく生き物たちのように。護られてある休息。
三日月のかたちの大きな部屋。その端から入ると、白い大きな平面の壁に取り付けられた3体の黄金色の≪HISASHI≫たちがいる。
HISASHI <この有機的な形態は、雲のようにも見えるが、作者の行為をとおして「時」が凝固したオブジェたちである。
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